キックボクシング
レポート

【RISE】門口佳佑が2度のダウンを奪い王座奪取、緑川創とイ・ソンヒョンは熱闘ドロー、花岡竜が政所仁とのハイスピードバトルをTKOで制する、那須川龍心がプロ初のKO勝ち、第1試合からKO連発

2022/08/28 19:08

▼第4試合 ライト級(-63kg)3分3R
〇樋口知春(極真会館/全日本ウェイト制空手道選手権2018中量級優勝)
TKO 3R 0分55秒 ※レフェリーストップ
×中元優成(team Bonds)


 樋口は第35回全日本ウェイト制空手道選手権大会中量級優勝の実績を引っ提げ、2021年5月にRISEでプロデビュー。前回は12月に初KO勝ちして3連勝で4戦目に臨む。対する中元は塚本望夢と同門の16歳。現在プロ戦績2戦2勝で今回がRISE初参戦となる。


 1R、中元はコンビネーションを回転させて顔面からボディへと流れるように打ち、ヒザも突き刺す。樋口は右ローと左インロー。中元の左フックをもらった樋口はグラつくが、驚異的な打たれ強さで中元のコンビネーションに耐え、逆に右を打ち返す。


 2R、左ボディを狙い撃ちにする中元だが、右ストレートは樋口がよく見てかわし逆に右ストレートをヒットさせていく。この右がクリーンヒットし、ロープ際へ吹っ飛ぶ中元へ樋口が連打を決めてスタンディングダウンを奪う。これで余裕が出たか樋口はハイキック、飛び蹴りを繰り出す。


 3R、右ローを蹴る樋口に中元は後退。樋口はコーナーへ詰めて右ストレートを浴びせ、右ローを蹴る。身体を密着させての押し合いが多く見られるが、踏ん張るところへ樋口は右ロー。最後も離れ際に樋口が蹴った右ローで中元がダウンし、立ち上がれずレフェリーがストップした。


 樋口はマイクを持つと「今日はKO勝ちを狙って練習してきたので出来てよかったです。極真会館の全日本選手権で戦った元ライバルの与座優貴選手がK-1で活躍しているので、置いてけぼり感があるのでこれからライト級をひっかきまわすので樋口千春を覚えてください。押忍」とアピールした。

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