キックボクシング
レポート

【RISE】門口佳佑が2度のダウンを奪い王座奪取、緑川創とイ・ソンヒョンは熱闘ドロー、花岡竜が政所仁とのハイスピードバトルをTKOで制する、那須川龍心がプロ初のKO勝ち、第1試合からKO連発

2022/08/28 19:08

▼第5試合 フライ級(-51.5kg) 3分3R
〇那須川龍心(TEAM TEPPEN/2021年RISE Nova 全日本大会 -55kg級トーナメント 優勝)
TKO 3R 1分38秒 ※レフェリーストップ
×平山龍馬(サクシードジム team EXCEED)


 那須川は2021年RISE Nova全日本大会-55kg級トーナメント優勝、Stand Up Aクラストーナメント-55kg級優勝、2021年RISE NovaジュニアAクラストーナメント-50kg級優勝などアマチュアで経験を積み、今春から高校生となって4月のRISEでプロデビュー。笠原直希に判定勝ちして白星で初陣を飾った。しかし、6月の『THE MATCH 2022』ではK-1の大久保琉唯に判定で敗れ初黒星。今回からフライ級に階級を下げて再起戦に臨む。

 平山はサウスポーで、2022年5月大会で酒寄珠璃にダウンを奪って判定勝ち。デビュー戦を白星で飾っている。


 1R、那須川は右ストレートを顔面とボディに打ち分ける。那須川の右ボディにすぐ左フックを返す平山。那須川はハイキックも混ぜてコーナーへ詰めると、右ストレートからヒザを突き上げてダウンを奪う。その後もコーナーへ詰めてパンチの猛攻を見せたが、平山は打ち返しながら耐える。



 2R、那須川はしなやかな右ハイ&ミドルを混ぜながら右ボディで攻めていく。左フックを引っ掛けての顔面ヒザも。多彩な攻撃を見せる那須川に平山はクリンチが増え、左ストレートを打つも那須川の返しの攻撃をもらう。


 3R、ボディを打って打ち合いを仕掛ける平山だが、那須川の右ストレートを次々と被弾。那須川がコーナーへ追い詰めての打ち合いを見せる両者だが、右をヒットさせていくのは那須川だ。しばらくその状態が続いたが、コーナーを出られず被弾の多い平山を見てレフェリーがストップ。那須川の見事なプロKO勝ちとなった。


 那須川はマイクを持つと「この間のTHE MATCHで負けて兄を超えられないとかいろいろ言われたんですが数字じゃなくて皆さんに見てもらってあの時の龍心より強いなと思ってもらえるようにこれからももっと強くなります。あとKOして言おうと思ったことがあって、10月の大田区お願いします」と、10月のビッグマッチ参戦に名乗りを上げた。

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