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【PANCRASE】透暉鷹が亀井晨佑に一本勝ちで涙のフェザー級暫定王者に! 遠藤がRyoをKO、新居がハンセンに復活のアームロック、清水清隆 引退試合も.1部メインは山北渓人が北方大地に5R 判定勝ちで新ストロー級王者に

2022/07/18 14:07

▼第1試合 フライ級 5分3R
NORI(PRAVAJRA/プラヴァージュラ)56.5kg 1位
[判定1-1ドロー] ※29-28, 28-29, 28-28
△栗山 葵(SMOKER GYM)56.45kg

 2021年5月にライカに判定勝ちしたNØRIは、同年10月の端貴代戦で女子フライ級暫定王座戦に挑むも判定負けで戴冠ならず。今回が再起戦となる。

 対する栗山もDEEP JEWELSで杉山しずか、加賀谷花野、ケイト・ロータス相手に3連敗中で、新天地で再起を目指す。

 PANCRASEからのプレスリリースには、「女子格闘技界に揺るぎない地位を築くJEWELSから、PANCRASEに先兵が送られた。大阪SMOKER GYM ヤバヤバの栗山葵。NØRIはひとりでJEWELSからの侵攻を食い止められるのか!?」と記されており、「JEWELSからの侵攻」となる「先兵」に続く後兵もいるのか、今後の展開も注目される。

NORI「前回タイトルマッチで負けて以来の復帰戦になります。しっかりと第2部の第1試合なので、PANCRASEの女子として盛り上げる試合をしたいです。よろしくお願いします」

栗山「こんにちは。DEEPから来ました栗山葵です。女子の試合でも面白いっていうのを見せられるように頑張ります。お願いします」

 1R、サウスポー構えの栗山がいきなり中央に出て、左フック! 手を着いたNORIは組んで首相撲。離れる栗山。オーソドックス構えのNORIは左足前でサイドキック。圧力をかける栗山に右を返すNORI。左ローを打つが、そこに栗山は左でダウンを奪う! パウンドも立ち上がるNORIはサークリングする。

 右ミドルハイ、左サイドキックを打つNORI。左アウトサイドローも。左回りのNORIに詰める栗山は金網に逃げ場を無くして左ストレート! またも腰を落としたNORIはすぐに立つと左で小手に巻くと、離れる栗山。NORIは右ハイもかわす栗山。左フックを振り回すが、ここはかわすNORIが右を突いて左に脇を抜ける。ジャッジは2名が10-9、1者10-8で3度のダウンを奪った栗山につけた。

 2R、ともにサウスポー構えに。組む栗山は押し込むと、NORIは首を抱えてヒザ! 首を抜いた栗山は右で差すが、ヒザを突くNORIが離れる。

 オーソで左サイドキックを狙うNORIに、押し込む栗山。しかしNORIは首相撲ヒザ! 離れ際に栗山は左を振る。ワンツーで出入りのNORI。左回り。詰める栗山のワンツーの左の連打がすめる。ワンツーの右、左も当てるNORIに、栗山も右を返す。しかしNORIの左に栗山も左。2者がNORI、1者が栗山を支持。

 3R、詰めて組んだ栗山。ボディロックからスタンドバックに。首を抱えるNORIにリストコントロールしてつく栗山。体を入れ替えるNORIに、右の小外で崩す栗山。離れるNORIは出入りで右を振る。

 打って離れて回るNORIに追う栗山は腰に組んでダブルレッグ狙いも首を抱えるNORIが差し上げる。首相撲ヒザはNORI! 連続で突く! 首相撲を剝がせない黒山。ヒザを突くNORIはヒザ連打。最後は外からフック狙う栗山だがブザー。判定は1-1(29-28, 28-29, 28-28)の三者三様でドローとなった。

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