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【PANCRASE】透暉鷹が亀井晨佑に一本勝ちで涙のフェザー級暫定王者に! 遠藤がRyoをKO、新居がハンセンに復活のアームロック、清水清隆 引退試合も.1部メインは山北渓人が北方大地に5R 判定勝ちで新ストロー級王者に

2022/07/18 14:07

▼第1試合 フライ級 5分3R
×前田浩平(GRABAKA)57.15kg 2018年IMMAFオセアニア選手権優勝・4勝5敗
[判定0-3] ※28-29×3
〇大塚智貴(CAVE)56.8kg 2021年NBTストロー級優勝→階級変更 4勝2敗

『格闘代理戦争』にも出場した前田は、2021年10月に赤崎清志朗に判定勝ち。2022年3月に田代悠生に2R TKO勝ちで2連勝し、メインカード枠に昇格した。

 対する大塚は、2021年のネオブラで石井涼馬、朝日向大貴に判定勝ちすると、12月の決勝戦で孫悟空DATEを三角絞めで極めて優勝。しかし、5月22日大会で谷村泰嘉のギロチンチョークにつかまり1R 一本負け。両者ともに上位戦線に上がるために負けられない試合となる。

前田「やっと念願のメインカードに出られるんで、ほかの団体のフライ級が盛り上がっていると言われてるんですけど、僕はPANCRASEが大好きなので、第1試合から盛り上げたいと思います。その上で圧倒して勝ちたいと思っていますので応援よろしくお願いします」

大塚「ちょっと前回の試合でコケちゃったんで、何がなんでも勝ちます。よろしくお願いします」

 1R、サウスポー構えの前田、オーソドックス構えの大塚。互いにローの打ち合いから。そこに合わせて前田が組んで両差し。クラッチを下げるも右を差し返した大塚。離れ際に右ヒジは前田。

 左アウトローを当てる大塚。前田は左の飛び込みもかわす大塚はボディストレート。大塚は鼻血。前田は右ハイ。ブロッキングする大塚は左で差して押し込み。またも突き放し離れる前田。右ローの大塚に左カウンターを狙う前田。

 大塚は右を当ててフラッシュダウンを奪うとギロチンチョークもブザー。3者10-9で大塚を支持。

 2R、左サイドキックは大塚。さらにアウトローも。左の高いサイドキックを見せてから組む前田は左で差して押し込みクラッチ。いったん離して右ヒジを入れると、大塚が右目尻から出血。ドクターチェック。

 再開は組んだ場面から。右で小手に巻き崩そうとする大塚。戻す前田に体を入れ替える大塚が離れ際にヒジを突く。大塚の左ローに左ストレートを合わせる前田!

 左ローを連打する大塚。前田は左の飛び込みをヒット。右ボディストレートの大塚に、左の飛び込みは雨だ。さらに走り込んでのダブルレッグテイクダウン! 金網使い立つ大塚に背中をつかせ鉄槌。3者前田が10-9。

 3R、流血する大塚は右フック、左ローから。鼻血で呼吸が苦しい大塚。前田の蹴りがローブローに。中断、再開。右インローも蹴る大塚さらに右から左を当てると前田がダウン! すぐに立ち上がるが、大塚は詰めてラッシュ。組んだ前田はボディロックテイクダウン。

 腰を引き寄せ回して背中を着かせると、残り2分半。フルガードの大塚は下からも鉄槌。左でオーバーフックする。前田はアゴ下に頭をつけるも細かいパンチは手数が足りない。蹴り上げて立とうとする大塚を寝かせて足をさばこうとするもブザー。

 判定3-0(29-28×3)で大塚が勝利した。

【中止】
フェザー級 5分3R
藤波勇飛(EXFIGHT/1勝)
糸川義人(TURNING POINT MMA/1勝)
※藤波勇飛がぎっくり腰による欠場。糸川義人の不戦勝でネオブラッドトーナメント決勝進出。
第1部は全5試合に。

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