▼第4試合 フェザー級 5分3R
×Ryo(RINGS)66.15kg 6位
[2R 2分09秒 KO] ※右フック
〇遠藤来生(Power of Dream Sapporo)65.15kg 11位
Ryo「RINGS×PANCRASE、これぞという試合を見せます。よろしくお願いします」
遠藤「いろんな意味で負けられない試合なので、アグレッシブな試合をして必ず勝ちたいと思います。よろしくお願いします」
王者決定戦に向かう透暉鷹を2021年5月にギロチンチョークで極めているRyo。しかし、2021年9月の中田大貴戦で判定負け。2022年3月の前戦では岩本達彦に1R アームロックを極められ、2連敗中だ。
一方の遠藤は、2021年6月にRIZINにも出場した中川皓貴に判定勝ちも、2021年9月に岩本達彦にギロチンチョークで一本負け。2022年3月には内村洋次郎にもスプリット判定で敗れ、Ryo同様に2連敗中。
公式リリースでは「前田日明vs.山本喧一の『仁義なき戦い 代理戦争』勃発!まぜるな危険!」と記されている通り、Ryoは前田の愛弟子で、遠藤はPOD会長・山本の門下生となる。ケージサイドでの戦いにも注目のフェザー級のサバイバルマッチだ。
1R、サウスポー構えのRyo。オーソドックス構えの遠藤。左インローのRyo。さらに左ミドルを当てる。右ミドルハイを当てて詰める遠藤だが突き放すRyo。Ryoの右フックをかわして組んだ遠藤。右で差すが、足払いで崩すRyoに離れる遠藤。
右インローを当てる遠藤。遠藤の入りに右を当てるRyoは、組んで払い腰で投げるも立ち上がる遠藤。首をギロチンチョークに狙うRyoだが、遠藤も首を抜く。
遠藤の腕を脇に挟んで足技を狙うRyoに、崩れず立つ遠藤。右前蹴りを当てる遠藤。Ryoも右から左。さらに左ミドルで前に。互いに決定打に欠ける初回。ジャッジ2者が10-9でRyo。1者が遠藤を支持。
2R、遠藤のローに右カウンターを狙うRyo。遠藤は右ハイキックを当てるが、Ryoの組みからの左ストレートに後退。しかし、打ち合いでは左右を強振する。
左右から組んで腰に組む遠藤だが、さばいて突き放すRyo。右を当てて入る。さらにワンツーの右を当てるが、遠藤はカウンターの右! 後方に崩れたRyoのすぐの立ち上がりにもう1発、右! ダウンしたRyoにすぐにレフェリーが間に入った。
強打の遠藤は4つめのKO勝利。試合後、遠藤は「練習通りでした。もう休みなく、格闘家に休みはないので、毎日練習して強くなっているので、遠藤来生、覚えてください」と語り、山本喧一会長とともにケージを後にした。