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【PANCRASE】透暉鷹が亀井晨佑に一本勝ちで涙のフェザー級暫定王者に! 遠藤がRyoをKO、新居がハンセンに復活のアームロック、清水清隆 引退試合も.1部メインは山北渓人が北方大地に5R 判定勝ちで新ストロー級王者に

2022/07/18 14:07

▼第3試合 キャッチウェイト66.5kg 5分3R
〇中田大貴(和術慧舟會HEARTS)65.75kg 4位/5勝3敗
[1R 4分14秒 TKO] ※パウンド
×内村洋次郎(イングラム)※66.5kg 10位/18勝16敗3分



 フェザー級4位の“ザ・リッチ”中田大貴(和術慧舟會HEARTS)は、2021年2月の「Road to ONE:4th Young Guns」で岩本達彦を1R TKO。5月に田村一聖も1R 逆転のTKOに降してランキング入り。9月に同じく今トーナメントに出場するRyoに判定勝ちし、一時はランキング1位に。しかし、11月の「RIZIN Trigger 1st」で堀江圭功に判定負けすると、2022年3月の「PANCRASE 326」のフェザー級4人トーナメントでも亀井晨佑にスプリット判定負けで再起ならず。朝倉未来との海外修行も経て、再び上位を目指す。

 対する内村洋次郎(イングラム)は初代ZSTウェルター級王者。2019年のPANCRASEで亀井晨佑に判定勝ちも、2020年2月に堀江圭功に判定負け、11月にはRIZINで萩原京平に1R KO負け、2021年10月PANCASEで透暉鷹に判定負けで、3連敗を喫したが、2022年3月の高田馬場大会で遠藤来生との接戦をスプリット判定で制し、再起を遂げている。

 ブルファイター中田とスーパーキッカーの内田、ともに打撃を得意とするストライカー対決は、組みのなかの打撃をいかに当てるか、注目だ。

 前日計量で内村が、フェザー級66.25㎏契約が最終計量で66.50kg(250g超過)、ルール上の試合可能許容範囲「5パウンド以内」で対戦相手が試合を受諾した為、フェザー級ではなくキャッチウエイトとして試合は行われる。

中田「和術慧舟會HEARTSの中田大貴です。前回は(フェザー級4人トーナメントで)負けちゃったんですけど、変わらずチャンピオンを本気で目指しているんで。内村選手とは練習も一緒にしたことがあるので、すごく強い選手だと知ってるんですけど、ここは絶対越えなきゃいけない壁だと思ってるんで、必ず超えて行きます、押忍」

 1R、サウスポー構えの中田はガードを固めて前に。そのガードの上から内村は右ハイ、バックフィスト。詰める中田に左回りの内村の右から左に、中田は一瞬、足が泳ぐが、その後の内村の詰めで中田は組んで左で差す。

 首相撲で離れる内村。中田は左フックも、内村はワンツーの左! さらに左を当てるが、中田はグラつきながら前に。組みで押し込む中田に突き放す内村。追う中田の右ヒザに崩れた内村は下から腕十字。ヒジを外した中田は中腰からパウンド連打、ヒジ! ガードを固める内村だが減量苦もあるか動けず。中田が逆転勝利した。敗れた内村は引退を示唆している。

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