▼第12試合 67kg契約 3分3R延長1R
×山田洸誓(正道会館KCIEL/RISEスーパーライト級王者)
[判定0-3] ※29-30×2, 28-30
〇安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN/第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者)
安保は2019年6月、ゲーオ・ウィラサクレックを延長戦の末に判定で破り、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座に就いた。12月にはゲーオとの再戦で延長戦の末に判定勝ちして防衛に成功。2020年3月にはわずか3カ月のスパンで2度目の防衛戦に臨み、不可思を判定に下している。しかし、9月の3度目の防衛戦で山崎秀晃に初回KOで敗れて王座を失った。
2021年7月大会からウェルター級に階級を上げ、幸輝を1Rわずか53秒でKOすると、9月の「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」で決勝へ進出したが、野杁正明にKOで敗れた。12月には海斗を1RでKOして再起。今年4月にはプライチュンポンも1RでKOした。戦績は24勝(14KO)5敗。
山田は正道会館仕込みの強烈な打撃でKOを量産し、2019年9月に強打者・山口侑馬を2RKOで下してRISEスーパーライト級王座を獲得。デビュー以来11連勝(7KO)と快進撃を続けていたが、2020年11月の北野克樹戦で初黒星。
再起戦となった2021年1月の実方拓海戦では判定勝利で初防衛を果たし、6月には北野にリベンジして2度目の防衛に成功。2022年4月にはライト級王者・直樹との王者対決に臨み、3Rに右フックでKO勝ちを収めている。戦績は14勝(8KO)1敗。
1R、ともにオーソドックス構え。安保の右ローに、山田も右ローを返す。山田の左の蹴りにワンツーを打ち込む安保。さらに左ミドルも。近い距離。
安保の入りにワンツー左の蹴りまで繋ぐ山田。安保の左ミドルをチェックする山田。安保は右ストレート。さらに左右の二段蹴り。詰めて左右から左ボディまで繋ぐ安保! 山田は右ロー。そこにパンチを狙う安保。山田は右の後ろ廻し蹴りをアゴもとにヒットさせてゴング。
2R、左ローから入る山田。安保の鋭い左ジャブに場内からどよめきが起きる。左右の蹴りを上下に突く安保。山田の下段蹴りには右を狙う。
飛びヒザで飛び込み右ストレートは安保! 下がる山田に右ジャブから左ボディ打ちも。コーナーを出る山田は右ロー、安保は左ミドル。腕でブロツキングする山田。互いに近い距離の打ち合いが交錯。さらに踏み込んでの安保の右ヒザが顔面をかすめる。安保のラウンドに。
3R、左ジャブの安保は自身の距離に。さらにワンツーから右ヒザも。詰めたい山田の右ローに安保もバランスを崩す。近い距離でヒザを突く安保。山田も右アッパー! 右腕を腫らす山田。山田は左ロー。安保は左前蹴りを顔面に当てて山田を後退させると、二段蹴り。山田の押し返す詰めにはヒザ。右ストレートを当てるが、山田も右ストレートを返してロープに詰めてゴング。