キックボクシング
レポート

【THE MATCH】“世紀の決戦”は那須川天心が武尊からダウンを奪って判定勝ち。 海人が野杁を降し「世界へ行きます」、原口が山崎を猛ラッシュKO! 安保が勝利、YA-MANが芦澤を109秒KO! RISEvs.K-1対抗戦はRISEの5勝4敗

2022/06/19 09:06

▼オープニングファイト 53kg契約 3分3R延長1R
×那須川龍心(TEAM TEPPEN)
[判定0-3]※29-30×2、28-30

〇大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER/K-1甲子園2021 -55kg優勝)


 龍心は2021年RISE Nova全日本大会-55kg級トーナメント優勝、Stand Up Aクラストーナメント-55kg級優勝、2021年RISE NovaジュニアAクラストーナメント-50kg級優勝などアマチュアで経験を積み、今春から高校生となって4月のRISEでプロデビュー。笠原直希に判定勝ちして白星で初陣を飾った。

 対する大久保も第11回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -55kg優勝、第37回K-1アマチュア チャレンジAクラス -55kg優勝、K-1甲子園2021 -55kg優勝とアマチュアで経験を積み、2月のK-1でプロデビュー。西林翔平に判定勝ちしている。


 1R、先手は大久保が左ミドル。ジャブを突く大久保に那須川が左ロー。大久保の右ストレートと那須川の左フックが交錯する。大久保は那須川の右ローを空振りさせて左ミドル。大久保は左ミドルで距離をとり、那須川が入って来たところにカウンターを合わせようとする。終盤には大久保が顔面前蹴りをヒット。


 2Rも大久保の左右ミドルの長い距離で試合は進む。那須川はワンツーで入り込むが大久保は組み付いてヒザ蹴り。那須川が入ろうとするところに右を合わせる大久保。那須川が左ボディで攻めるが、連打しようとするところで左ミドルを蹴られる。さらに大久保の後ろ蹴りで那須川はスリップダウン。那須川は入り込んでの右ストレート、左フックをヒットさせるが大久保のミドルをもらった印象。リングサイドでは兄・天心が「集中しろ!」と声をかける。


 3Rも左ミドルを蹴る大久保は那須川が入ってくるとテンカオ。ワンツーで入ろうとする那須川へ大久保は左フック。右カーフを蹴る那須川に大久保は組んでヒザ、離れてミドルと距離を支配する。大久保が左ミドル、ヒザを次々と入れ、那須川はガムシャラにパンチを繰り出すが空を切る。しかし、大久保のミドルを攻略することが出来ず、判定3-0で大久保がホープ対決を制した。

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