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レポート

【Krush】サッタリがわずか30秒でKO初防衛、新美貴士が盤石の強さでKO防衛V3、与座優貴がインパクト大の豪快KOデビュー

2021/12/18 22:12

▼第6試合 Krushライト級 3分3R延長1R
×蓮實 光(パラエストラ栃木)
KO 2R 0分17秒 ※左ハイキック
〇与座優貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)


 与座は極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会で軽量級優勝の実績を持つ空手家で、2019年3月にキックボクシングに転向。7戦全勝(3KO)の快進撃を続けていたが、2020年2月の鈴木千裕戦で初黒星。その後は久保政哉、喜入衆に連勝したが、3月の『KNOCK OUT』で宮越慶二郎に判定2-1で惜敗。戦績を9勝(4KO)2敗としていた。


 迎え撃つ蓮實は総合格闘家でもあり、Krushには2018年6月から参戦。パワーを活かしたファイトスタイルで4勝(2KO)2敗の戦績をマークし、2020年3月には東本央貴とダウンを奪い合う試合を演じてKO勝利。7月には大沢文也からも3度のダウンを奪ってKO勝ちしているハードパンチャーだが、朝久泰央、卜部功也、龍華に敗れ3連敗中。戦績は5勝(3KO)5敗。


 1R、序盤から強い左右フックを叩きつける蓮實。与座はブロックを固めつつ、右ローを蹴って後ろ廻し蹴りも繰り出す。与座はまるで野杁のように両腕ガードをガッチリと固め、左ミドル、右ローを蹴っていく。蓮實の左右フックの打ち終わりには左フックを合わせに行く与座。長い距離の左ミドルを蹴ると、右カーフを強く蹴る。


 2R、蓮實が右ローを蹴った直後、与座が左ハイキック。蓮實はガードする動きを見せるが、その両手の間を縫うような軌道で鮮やかに決まり、蓮沼はバッタリと倒れてそのまま硬直。すぐにストップとなり、蓮實は担架で運ばれた。


 インパクト大KO勝ちで初陣を飾った与座は「初めまして。自分はK-1で王者になるために来ました。ライト級は強い選手が多いですけれど 一人一人倒していって必ず王者になります。2月、自分が極真時代に世界一になった東京体育館でK-1やると聞いたので、ぜひ試合をやらせてください」と2月のK-1東京体育館大会への参戦をアピールした。

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