▼第1試合 ウェルター級 5分3R
×近藤有己(パンクラスイズム横浜)72.60kg 6勝38敗9分/第5&8代K.O.P.
[判定0-3] ※27-30×3
〇DARANI(PRAVAJRA/プラヴァージュラ)72.30kg 11勝9敗1分
デビュー25周年の不動心。2020年は 村山暁洋、小林裕に判定負けで2連敗も、2021年は5月に鈴木淑徳にスプリツト判定勝利で白星スタートを飾っている。
対するDARANIも2020年は1勝2敗と負け越し。しかし、2021年6月に木村裕斗に判定勝ちで連勝を狙う。10月17日大会では同じくチームDATEからPRAVAJRAに移籍したNORIが端貴代と女子フライ級暫定王座を争っており、チームの長として結果を残したいところ。
1R、近藤がサウスポーで前に出て圧力をかける。DARANIはステップを踏みながらサークリング、サイドキック、ハイキックと蹴りを散らす。右回りのDARANIは大きく背を向けて右足を踏み出し、反転してシングルレッグも見せる。オープンスコアリングのジャッジは10-9×3でDARANIを支持。
2R、DARANIが距離を取って、右の三日月蹴り、サイドキックをボディへ散らす。近藤は終盤、突進して左フックを振るうが、DARANIは闘牛士のように近藤をいなしつづける。ジャッジは10-9でDARANIを支持。ここまでで2ポイント差を付ける。
3R、このラウンドも近藤がDARANIを追いかけ回すが、DARANIは徹底してサークリングし、右ミドル、三日月蹴り、前蹴りをヒット。終盤、近藤が左フック、ミドルで距離を詰めるが、これも空を切る。追う近藤は左ミドルも遠く止められず。詰めて右を振るが、DARANIは徹底して出入り、というよりも右回り。追い足から左の蹴り、テイクダウンが欲しいtところだが……徹底した戦略でポイントを確実に取ったDARANI。判定は3-0でDARANIが作戦を遂行し勝利。