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【PANCRASE】涙、涙の王座戦、ダウン奪われた久米が粘る雑賀に一本勝ち! ストロー級は北方が男泣きの初防衛、バンタム級は中島が悲願の戴冠! 井村にTKO勝ち

2021/12/12 13:12

▼第6試合 ライト級 5分3R
〇金田一孝介(K-PLACE)70.30kg 1位/11勝2敗2分
[判定3-0] ※30-27×3

×林 源平(和術慧舟會Iggy Hands Gym)69.90kg 4位/10勝11敗1分

 PANCRASE4連勝、MMA6連勝中、無冠の実力者・金田一、1年ぶりの試合はランキング4位の林源平と対戦。金田一は、2018年11月の松岡嵩志戦の1R KO勝ちから試合期間が空いたが、前戦2020年12月に冨樫健一郎にスプリット判定勝ち。

 林も2019年9月に冨樫にスプリット判定勝ちも、2020年9月大会で雑賀ヤン坊達也との暫定王座戦で1R TKO負けで戴冠ならず。2021年9月にマッハ道場の葛西和希に判定負けで2連敗中だ。

 打撃が得意で腰も重い金田一と、同じく打撃を軸に試合を展開する源平。既報の松岡@松本も合わせ、2022年ライト級戦線、王者(王者・久米鷹介、暫定王者・ヤン坊)包囲網が進行する。

 1R、両者ともスイッチしながら、ミドル、カーフキックと蹴りを散らしていく。林の蹴りに合わせて、金田一がタックルでテイクダウンに成功。コツコツパウンドを見舞いつつ、バック移行。ジャッジは3名とも10-9で金田一。

 2R、林の左ボティフックに合わせて、金田一がテイクダウンに成功。バックへ回ってパウンドを見舞う金田一。正対して、林が立ち上がりスタンドに戻す。左ストレートの金田一。金田一のタックルを切って左ハイキックを蹴る林。スピード感のある展開に会場がどよめく。林はミドルキックで前進、金田一がテイクダウンにいくと、林は金網を背にして切る。金田一がさらにタックルを仕掛けて、林を寝かせる。上からアームロックを狙う金田一。

 3R、序盤は金田一がタックルに何度も行く展開。林もテイクダウンを切ろうとするが、ついに金田一がテイクダウンに成功。バックを取った金田一がコツコツ後ろからパウンドを顔面へ。これを金田一が自ら即座に外すと、一気に腕十字へ。会場を沸かせる。これを何とか逃れた林と金田一はパンチで打ち合い、試合終了。総合力で強さを見せた金田一が判定勝利を掴んだ。

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