▼第6試合 DEEPフェザー級 5分3R
○DJ.taiki(パンクラスイズム横浜)66.15kg
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2
×関 鉄矢(SONIC SQUAD)66.3kg
関 鉄矢
「前回はRIZINで堀江選手にやられちゃったんで、今回は再起するっていうことも含めて、バッチリ倒しにいくんですけど、まずは自分もやりたいスタイルがあるので、それをバッチリできればと思っています」
DJ.taiki
「9月25日、26日、田村ゆかり LOVE LIVE 2021 *Airy-Fairy Twintail*。追加公演が行われるというのに、負けて、どの面下げてライブに行くっていうんですか。ゆかりのためにも絶対勝つ!」
実力者DJ.taikiは、20勝14敗6分けの38歳のベテラン。2018年に2連勝後、2019年5月に弥益ドミネーター聡志が持つフェザー王座に挑戦し、先にダウンを奪うも逆転のTKO負け。19年12月にオーロラ☆ユーキにわずか95秒で肩固めを極めて一本勝ちし再起を飾った。
しかし、2021年2月の「DEEP 100」でアマレスエリートの神田コウヤに判定負け。今回も神田と同年代の相手を迎え撃つ。
RIZINで王者・斎藤裕が君臨し、朝倉未来に一本勝ちしたクレベル・コイケが王座挑戦を狙う国内フェザー級戦線で、神田コウヤをKOした第4代ZSTフェザー級王者の関鉄矢がDEEPに初参戦する。
13勝7敗1分けの関は、27歳。178cmの長身とリーチを活かしたストライカーで、2020年8月のRIZINではレスラー神田のテイクダウンから立ち上がり、後半に神田を右ストレートで仕留めている。
しかし、前戦2021年3月のRIZINでは元UFCの堀江圭功にカーフキックを効かされ、最終Rに右ストレートでダウン。パウンドによるTKO負けを喫しており、初のDEEPマットで復活なるか。
ともに打撃を得意とするが、MMAとしての経験、独特のステップや組み技も含めた武器の多様さはDJが上回る。関はDJのMMAを強打で無効化するか。
1R、サウスポー構えのDJは組みを選択。ボディロックから小外がけテイクダウンを奪うと、関は下から腕十字狙いで首を三角に挟み込む。DJはまたいで凌ぐ。
2R、スペースを作らずダブルレッグから首相撲ヒザを突く。離れる関をなおもシングルレッグからボディロックへ。金網背にテイクダウンはされない関だが組手はDJ。離れて左を当てるDJに関も右を返す。
3R、左ミドルを起点に前に出るDJは、得意の左右のラッシュで詰めるDJ! 下がる関は離れて右アッパーを突くが単発。中間距離ではミドルを当ててショートの連打を当てたDJ。
関は右目上をカット。最後は打撃でも攻勢に立ったDJ。判定は3-0(29-28×2, 30-27)でDJが完勝した。