▼第2試合 第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
×杉本 仁(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)
判定0-3 ※26-30×2、25-30
○谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
※谷川が決勝戦へ進出。
杉本はプロデビューから無敗の快進撃を続けていたが、9戦目でK-Jeeに敗れて初黒星。その後も4勝(4KO)でK-1初代クルーザー級王座決定トーナメントに臨むも準決勝で敗退。2019年のKrush初代クルーザー級王座決定トーナメント準決勝でK-Jeeに敗れて試合から遠ざかり、クルーザー級で戦える身体を作って2020年9月に約1年4カ月ぶりの復帰戦で加藤久輝を延長戦の末に降した。戦績は13勝(9KO)3敗1分。
谷川は2016年正道会館第14回ウェイト制全日本空手道選手権大会重量級準優勝、第1回&第3回真正会全日本空手道選手権大会重量級優勝の実績を持ち、極真会館にも挑戦して2016年第33回全日本ウェイト制空手道選手権大会重量級4位、2016年第48回全日本空手道選手権大会7位入賞の成績を収めた。2017年5月にキックボクシングでプロデビューし、2020年3月よりK-1 JAPAN GROUPに参戦。今年3月にはRUIを判定で破っている。戦績は5勝(2KO)4敗1分。
1R、右ローを蹴る谷川に杉本は右ローと左ミドルを蹴り分ける。谷川は左フックをヒットさせるとガードを固める杉本にパンチの連打。杉本が防戦一方に。離れると谷川は右カーフキック、左フックの相打ちから谷川が左ハイ。これは杉本が間一髪ガード。しかし、谷川の左フックからの右ハイが鮮やかにヒットし、ダウンを奪われた杉本の顔面は血で真っ赤に染まった
2R、谷川は右ローと右カーフを蹴り分け、それぞれを的確に当てていく。空手独特の至近距離からのハイキックが杉本を脅かせる。杉本の右ローがローブローとなって中断。再開後、杉本が距離を詰めたところで、離れ際に谷川が右からの左フックでダウンを追加。谷川のパンチを浴びる杉本の顔面が血に染まり、ドクターチェックとなる。
再開後、ハイキック、顔面前蹴りを出しながらも強い右ローを蹴る谷川。右アッパー、左右フックと接近戦でも強いパンチを打ち込める谷川が杉本にロープを背負わせる。
3R、杉本は逆転を狙って右ストレートで入っていくが、近距離戦になると谷川が細かいパンチで杉本にロープを背負わせる。杉本はパンチで前に出るも踏み込みすぎて一発で終わり、クリンチになる。