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レポート

【Krush】クルーザー級トーナメントはサッタリが2連続初回KOの圧倒的強さで王者に、ライト級は弘輝・里見柚己・瓦田脩二・南雲大輝が準決勝へ進出

2021/07/24 20:07

▼第5試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R
×松本篤人(バンゲリングベイ・スピリット)
判定0-3 ※27-30×2、26-30
○寺島 輝(TANG TANG FIGHT CLUB team JOKER)


 松本は7勝3敗1分で、2015年と2016年は1試合、2017年は2試合、2019年は2試合、2020年は1試合と極端に試合数が少なく“Krushのレアキャラ”と呼ばれる。これは松本が東京大学法学部卒の国家公務員であり多忙のためだ。今回は2020年10月以来の試合となる。


 寺島は極真空手と伝統派空手を学び、2019年4月にKrushでプロデビュー。そのデビュー戦から3勝3KOを達成し、2019年11月には初の国際戦で韓国人選手から判定勝ち。4戦無敗で今年3月のK-1に出場し、山崎秀晃に挑んだがKO負けで初黒星を付けられた。12月の斉藤雄太戦でもTKOで敗れ、今回に再起を懸ける。


 1R、左足を上げるフェイントで前へ出るサウスポーの松本に寺島は右カーフを蹴る。距離を詰めてくる松本に寺島がワンツー、それでも前へ出る松本はヒザ蹴り。


 2R、寺島のジャブから右カーフに松本は足が揃う。寺島の右ミドル、ワンツー、アッパー。そして右カーフでダウンを奪う。寺島がワンツー・左フックをヒットさせて前へ出るが、足がもつれて攻撃の手が止まる。すぐに体勢を立て直して左右連打、右カーフを蹴ったが松本もパンチを打ち返す。


 3R、右アッパー&左フックで攻める寺島に松本も右を打ち返す。寺島は飛びヒザ蹴り。前に出る松本がボディへの突き刺すような前蹴り、そして左右連打で前へ出ていくが、寺島も左フックを繰り出す。松本は徹底したボディ狙い。寺島は手数が減り、松本のボディへの攻撃をもらったが、判定3-0で勝利した。

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