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レポート

【Krush】クルーザー級トーナメントはサッタリが2連続初回KOの圧倒的強さで王者に、ライト級は弘輝・里見柚己・瓦田脩二・南雲大輝が準決勝へ進出

2021/07/24 20:07

▼第1試合 第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R
○工藤勇樹(エスジム)
KO 2R 2分36秒 ※右バックキック
×中平卓見(北眞舘)
※工藤がリザーバーに決定。


 工藤は24勝(14KO)20敗2分と46戦のキャリアを持つベテラン選手で、2015年10月に蹴拳インプレッションルールライトヘビー級初代王座を獲得。2017年12月には現在K-1に出場している実方宏介からも勝利を収めている。K-1 JAPAN GROUPには2016年7月から参戦し、1勝3敗。今年3月には第2代KROSS×OVERヘビー級王者となった。


 中平は総極真全世界空手道選手権大会重量級4位の実績を持つ空手家で、7勝(7KO)5敗の戦績を持ち、7KOは全て初回KO勝ち。K-1 JAPAN GROUPには2020年1月から参戦し、RUIと植村真弥に敗れている。


 1R、序盤はローの蹴り合い。中平は強い左インローを蹴り、工藤は時折スイッチする。バックキックを繰り出した工藤はその勢いでパンチを出しながら前へ出る。工藤のワンツーで動きが鈍った中平だが、工藤は慎重だ。


 2R、工藤がフックの連打で前へ出ると中平も負けじと左右フックで応戦。中平の左インロー、左ローに下がる工藤。中平が前に出ると工藤が右ストレートで迎え撃つ。工藤の右アッパー、右フックを浴びる中平はすぐにローを蹴り返す。工藤はワンツーで中平を下がらせると前蹴り、そして1Rから狙っていた右バックキックを見事に命中させ、KO勝ちを飾った。

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