▼第4試合 Krush女子フライ級 3分3R延長1R
○真優(月心会チーム侍)
延長R 判定2-1 ※10-9×2、9-10
×RAN(MONKEY☆MAGIC KICKBOXING)
※本戦の判定は30-29、30-30、30-30。
真優は大阪出身の20歳。空手仕込みの蹴り技を武器に、高校生時代の2016年8月には「J-GIRLSフライ級ニューヒロイントーナメント」で優勝を飾った。K-1 JAPAN GROUPには2019年6月から参戦し、KANAと壽美に連敗を喫したが、2020年10月に小澤聡子に判定勝ちして連敗から脱出。2021年は第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメントで決勝戦へ進出したが、壽美に判定で敗れ戴冠を逃した。戦績は6勝(1KO)4敗2分。
RANは第7回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-55kg優勝。2020年2月の『RISE GIRLS POWER』でAKARIとの女子高生対決に敗れたが、9月の同大会ではAYAに判定勝ちしている。2021年3月、Krushに初参戦するとファエゼ・ウィラサクレックに勝利し、戦績を4勝4敗とした18歳。
1R、両者かなり慎重な出足。真優は顔面前蹴りを放つが、アップライドに構えるRANはしっかり見てよける。ワンツーで入るRENだがクリンチに。
2Rも見合いが続く。飛び込むRANにパンチを返す真優だが両者クリンチに。左右フックのRANに真優はワンツーを放ってミドルにつなげる。前蹴りを受け止めたRANにはバックハンドブロー。RANはホールディングで警告を受ける。
3R、真優が勝負をかけてワンツーから前蹴り、ヒザ蹴りと攻め込む。前へ出てきたRANにヒザ蹴り、顔面前蹴りを合わせる真優。ヒザ蹴り、右ストレートと真優が攻勢に出るが、RANはクリンチ。距離を取って左ミドルを蹴る真優だが、RANは左右フックからクリンチ。
本戦の判定はジャッジ1名が真優を支持したがドロー。延長戦、にらみ合いが続く中、パンチの距離になるとやはりクリンチになる両者。ホールディングの注意が両者に与えられる。絡み合ってはもつれる両者に警告も。最後、もつれ合いながら真優がボディへヒザを入れ、判定2-1で辛勝した。