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レポート

【Krush】クルーザー級トーナメントはサッタリが2連続初回KOの圧倒的強さで王者に、ライト級は弘輝・里見柚己・瓦田脩二・南雲大輝が準決勝へ進出

2021/07/24 20:07

▼第3試合 第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント準決勝 3分3R延長1R
×RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)
KO 1R 2分14秒 ※右フック
○サッタリ・ウィラサクレック(WSRフェアテックス・イラン)
※サッタリが決勝戦へ進出。


 RUIは193cmの長身を誇るサウスポーで2017年からK-1 JAPAN GROUPに参戦。2019年の初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでは1回戦で愛鷹亮を3R2分31秒、顔面ヒザ蹴りでKO粉砕。5月の準決勝では植村真弥を判定3-0で破り、決勝へ勝ち上がったが元同門のK-JeeにKOで敗れた。その後、2020年1月に中平卓見をKOしたが、11月K-1福岡大会でANIMAL☆KOJIにKO負け。K-1ジム福岡に移籍して臨んだ今年3月の試合では谷川に敗れて連敗中。戦績は13勝(5KO)10敗1分。


 サッタリはWAKOアマチュアムエタイ世界ミドル級王者、ムエタイ・プレジデントカップ2012優勝、ムエタイ・アジアンビーチゲーム2014優勝、ムエタイ・アジアインドア&マーシャルアーツ2017優勝などの実績を持ち、プロ戦績は13勝(6KO)1敗。2020年10月のKrushに初参戦を果たすと谷川を右フックでKO、今年3月のK-1では加藤久輝をもヒザ蹴りでKOした。


 1R、サウスポーのRUIに対してサッタリは左回り。右フックを振って飛び込んでくる。右ボディフックを連発するサッタリは後ろ廻し蹴りも繰り出し、上にも意識を向けさせてさらに右ボディフックからの右ミドル(のヒザが当たった)でダウンを奪う。最後は左へ大きく踏み込みながらの右フックで2度目のダウンを奪い、2ノックダウン(トーナメントルール)で余力を十分に残して決勝へ進出した。

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