▼第5試合 バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
×京谷祐希(山口道場/同級5位)
判定0-3 ※29-30×3
○川上 叶(龍生塾/初代シュートボクシング日本バンタム級(52.5kg)王者)
京谷は強打と当て感の良さで連戦連勝。2010年に『DEEP☆KICK』で皇治と対戦し、当時無敗だった皇治に初黒星を付けた。2012年6月には『Krush』で武尊と対戦し、当時5戦5勝の武尊から2度のダウンを奪った末にドクターストップでTKO勝利、武尊にプロ唯一の黒星を付けている。2016年10月には『HOOST CUP』にて玖村修平からも勝利を収めるなど実力者ぶりを発揮した“伝説の壊し屋”。その後、怪我のため試合から離れたが2019年9月のRISEで約3年ぶりに復帰。いきなりRISEバンタム級8位・金子梓をKOした。2020年は1月に志朗に判定で敗れたが、8月は知花デビット、11月は鷹介から勝利。今年5月大会では寺山遼冴に判定負け。戦績は16勝(10KO)8敗1分。
川上は大阪在住のシュートボクサー。2019年11月のシュートボクシング愛知大会で佐藤執斗にKO勝ちして初代SB日本バンタム級(52.5kg)王座を戴冠。2020年11月にRISE初参戦し、メインイベントで大崎一貴と対戦したが判定で敗れている。
1R、両者サウスポー。序盤から京谷がローからのパンチで仕掛ける。強打のフック、アッパーを振るう京谷に序盤はペースを握られた川上だが、終盤はロー&ミドルからパンチを繰り出して京谷を下がらせた。
2R、手数を増やして前へ出る川上に京谷は待ちの姿勢。しかし、パンチがクロスすると川上の返しのフックをもらう。終了間際に左と左を打ち合った直後、川上の返しの右フックがヒット。
3Rも前に出るのは川上。京谷はコーナーを背にすることが多く、川上のジャブや蹴りをもらう。京谷は左ストレートを放つが川上にかわされ、手数も多く出ず、川上の判定勝ちとなった。