▼第6試合 RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント リザーブマッチ 3分3R延長1R
○大﨑孔稀(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級3位、BOMバンタム級王者、WMCスーパーフライ級王者、J-NETWORKスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※30-29×2、30-28
×金子 梓(新宿レフティージム/RISEスーパーフライ級9位)
大崎はトーナメント出場権を懸け5月16日の『RISEonABEMA』で風音と対戦予定だったが、試合前に新型コロナウイルスに感染し無念の欠場。本戦エントリーを逃した。しかし、6月13日の『RIZIN』東京ドーム大会で『那須川天心vs3人』の対戦相手に自ら応募して選ばれ、1Rに天心と拳を交えたばかり。戦績は24勝(16KO)5敗1無効試合。
対する金子はRISEスーパーフライ級新設時からこの階級を盛り上げてきた第一人者で、田丸辰と初代王者を争った経験もある。空手とレスリングをバックボーンに持ち、田丸に敗れるまではデビュー以来8連勝を記録していたが、タイトルを逃してからは55kg転向などでスランプが続いた。しかし、最近は匠朗、鳩に連勝中だ。戦績は11勝(1KO)5敗。
1R、大崎は力強い右ミドルを連発、金子が前へ出てくると前蹴り、ヒザ、左フックで迎え撃つ。右ミドルで腕を蹴られながらも前へ出てパンチを当てに行くサウスポーの金子だが、大崎は終盤にコンビネーションをまとめる。
2R、大崎はヒザを次々と命中させ、コンビネーションのパンチで左ボディを打つ。パンチだけにならずしっかりと蹴りを混ぜる流れるような動き。しかし、金子も下がらず前へ出て右ストレート、左右フックを放っていく。
3Rも前に出るのは金子。両者とも前蹴りを多用し、大崎はテンカオを連発。それでも金子は下がらず前へ出続け、ワンツーと蹴りを繰り出していく。大崎は左フックもヒットさせるが下がらない金子に手を焼き、判定3-0で大崎の勝利となった。