▼第4試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
×門口佳佑(EX ARES/同級2位)
判定1-2 ※29-30×2m、30-29
○魁斗(立志會館/SB日本フェザー級2位、RKSスーパーフェザー級王者)
門口は『ABEMA』で行われた企画『VS 那須川天心』でトーナメントを勝ち上がり那須川天心と対戦したことで名をはせた空手出身の選手。その後、RISEで2018年7月にプロデビューすると、攻撃力の高さを活かして9戦無敗(1引き分け)を誇っていたが、2020年12月のフェザー級王座次期挑戦者決定戦で竹内将生に敗れて初黒星。5月の『RISEonABEMA』で平野凌我に勝利して再起を果たした。
魁斗は立志會館・坂口立起館長の実子で“西の天才”と評されている19歳のテクニシャン。2020年2月には笠原友希と2度の延長戦を戦い、判定2-0で敗れはしたものの笠原を苦しめている。戦績は10勝(1KO)2敗。
1R、魁斗は左ミドルを多用して離れた距離で戦う。ジャブ、ストレートも伸ばす。サウスポーの門口はロー、前蹴りから左ストレートを繰り出すが魁斗の長い距離で攻撃が当たらない。
2R、魁斗はコンビネーションをまとめ、アッパーも繰り出す。門口は右をヒットさせるが単発が多く、手数で魁斗が優っていたが門口が左ミドルを何度もヒットさせてペースを掴み始める。
3R、右ストレートと右アッパーを当てていく魁斗に門口はヒザ蹴りで対抗。長い距離の攻撃、コンビネーションで当てる魁斗に対して門口は単発で終わり気味。終盤は門口が前へ出てミドルとパンチで攻めていったが、判定2-1で魁斗が勝利を収めた。