【コメインイベント】
▼ヘビー級 5分3R
〇マルチン・ティブラ(ポーランド)251lbs/113.85kg 22勝6敗(UFC9勝5敗)
[1R 4分06秒 TKO] ※パウンド
×ウォルト・ハリス(米国)264lbs/119.75kg 13勝10敗(UFC6勝9敗)
メインのヘビー級戦に繋ぐコメインもヘビー級戦。8位のハリスは2020年5月にアリスターに2R TKO負けを喫すると、10月のUFC254でも上下の打撃を受けてアレクサンダー・ヴォルコフに2R TKO負け。2連敗中だ。
対する11位のティブラは『UFC Fight Night 183: Thompson vs. Neal』でグレッグ・ハーディーに2R TKO勝ちして以来の試合で現在UFC4連勝中。2020年2月のセルゲイ・スピヴァク戦以降、マキシム・グリフィン、ベン・ロスウェルにもいずれも判定勝利を収めている。
1R、サウスポー構えのハリスは左ハイ。ブロッキングするティブラに左右ラッシュするハリス。凌ぐティブラにハリスは左ストレート! 一瞬動きが止まったティブラだが、左で差して金網に押し込み回復を待つ。
右ミドルを当てるティブラに、左ミドルを打ち返したハリス。しかしその蹴り足を掴んだティブラが軸足を払いテイクダウン! 亀までヒザを立てたハリスのバックを奪い、両足をフックし右のパウンド連打! 身体を伸ばされてて鉄槌連打に動けないハリスを見て、レフェリーが間に入った。
1R TKO勝ちしたティブラはUFC5連勝をマーク。試合後、「(勝利の)秘けつがあるのかと聞かれるけどない。ジムでいくらかアジャストした。メンタルにも取り組んだし、呼吸のエクササイズもやった。それらすべてがまとまったんだ。他の人たちよりも必死にやっている。それが報われた。だからこそ俺はここにいる。乱闘だったな。みんなが気に入ってくれていると思うし、この後にはいい試合をやれそうだ」と勝利を振り返った。
今後については、「トップ5のファイターとメインイベントをやりたい。すべてを見せられたわけじゃない。相手がすべてをぶつけてきたのだとすれば、もうこれ以上はなかっただろう。フィニッシュできると思っていた。いろいろと変化を加え始めたとき、世界のトップファイターと戦うための自信を築き始めた。今は調子がいいと感じている。俺は忍耐強いし、もっとスキルを磨かないといけないとも思っているけど、いずれ到達する」と、トップ5ファイターとの対戦を希望した。
Make it 5️⃣ in a row for @MarcinTybura. #UFCVegas28 pic.twitter.com/olEDC9ULuq
— UFC (@ufc) June 6, 2021