▼フェザー級 5分3R
〇ショーン・ウッドソン(米国)145lbs/65.77kg 8勝1敗(UFC2勝0敗)
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29
×ユーセフ・ザラル(モロッコ)146lbs/66.22kg 10勝5敗(UFC3勝3敗)
1R、長身のウッドソンの打撃を被弾しながらもザラルが左で差して押し込み、ラウンド終了間際にボディロックテイクダウンでブザー。
2R、逆にウッドソンが右で差して押し込み、終了間際にギロチンチョークをボディトライアングルで絞る。
3R、粘り強くシングルレッグをハイクラッチから持ち上げるザラルだが、倒されないウッドソンが組んで三角絞め狙い。外し際で上を取ったのはウッドソン。
Back-and-forth for 15 minutes!
— UFC (@ufc) June 5, 2021
💢 @SeanWoodsonMMA takes it by SD. #UFCVegas28 pic.twitter.com/Kme6MlTzLU
判定はスプリットに割れ、29-28×2, 28-29でウッドソンが勝利。ウッドソンはUFC2勝目。ザラルは3勝3敗の五分となった。
#UFCVegas28 Official Result: Sean Woodson (@SeanWoodsonMMA 29-28, 29-28) defeats Youssef Zalal (29-28) by Split Decision
— UFC News (@UFCNews) June 5, 2021
◆ウッドソン「仕事を守るために戦っていた」
「今回の試合で勝つことは自分にとってものすごく大事だった。言葉にできないよ。ここに相応しい実力を示すことが本当に重要だったんだ。逆境に立たされているような感じだった。よく分からないけど、仕事を守るために戦っていたというか。とにかく、ここで勝つことがとても大事だったってこと。接戦だったのは分かっていた。自分が100%勝っていたと言うつもりはない。最初のラウンドは相手が取ったと思う。2Rは五分五分、でも、3Rは俺が取ったという自信があった。スプリット判定になったことに驚きはまったくない。
自分が勝てたことに感謝している。序盤はダメダメだった。1年も休んだし、当然、腕がさび付いていたのは間違いない。タイミングが合わなかった。それでも、まずまずのテイクダウンディフェンスは見せられたと思うし、ほとんど防御できた。相手はケージに対してかなりプレッシャーをかけてきたし、たぶん、自分が勝ったと思っていたんだろうけど、ダメージを与えたのはこっちが多い。2回もあと少しでギロチンが極まりそうだったし、フィニッシュしかけていたのはこっちだ。そのおかげで勝てたんだと思う。フィニッシュを狙っていったし、向こうは逃げ出そうとしていただけ。9月か10月には戻ってきたい。もう1年とか長い休みはごめんだ。3カ月か4カ月ごとに試合がしたい」