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【UFC】元RIZINホーゼンストライクがサカイを1R残り1秒でTKO! ティブラがハリスに逆転勝ち、ATTポンジニッビオが佐藤天を下したバエザとの死闘を制す。元SEI☆ZAのタバタが緊急参戦もTKO負け

2021/06/06 05:06

▼フェザー級 5分3R
〇カムエラ・カーク(米国)146lbs/66.22kg 12勝4敗(UFC1勝0敗)
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2
×マクワン・アミルカーニ(フィンランド)146lbs/66.22kg 16勝6敗(UFC6勝4敗)

 アミルカーニは2020年10月の前戦では、緊急出場でランカーのエジソン・バルボーザに判定負けもUFC6勝3敗の戦績を残している。首系を得意とするグラップラー。

 対するカークは負傷欠場のネイト・ランドワーの代役として緊急出場。LFAで4勝2敗。2021年5月の前戦ではダニエル・スウェインにTKO勝ちしている。

 1R、サウスポー構えのアミルカーニ。オーソドックス構えのカーク。右ミドルハイで前蹴りで牽制するカーク。アミルカーニは低いシングルレッグを2度トライも切るカーク。なおもシングルレッグを肩口まで上げてテイクダウンを狙うカーク。ボディロックから反り投げでテイクダウンを奪うアミルカーニ。立ち上がるカークだが、なおも崩してテイクダウンするアミルカーニ。カークは足を戻して金網背に立ち上がる。

 2R、左右の上下に散らした蹴りでリズムよく攻めるカーク。ワンツーの右もボディストレートで上下に散らす。足を触りに行くアミルカーニを切るカークは右の跳びヒザも狙うと右ストレート! しかしアミルカーニはダブルレッグテイクダウン! ここで落ち着いてギロチン、外ヒールフックも狙う。外したアミルカーニをガードの中に入れるカークは下から細かいパウンド。三角絞めから十字を極めにいくが、アミルカーニが首を抜いたところでブザー。

 3R、ダブルレッグテイクダウンはアミルカーニ。しかし足を効かせるカークは三角絞め狙いから下からシングルレッグ、さらに金網背に立とうとするが、その際でアミルカーニはバックを狙う。しかし落として上になるカーク。背中を着かされたアミルカーニが下のままトラックポジションも狙うがブザー。判定は3-0(30-27, 29-28×2)でカークが勝利。UFCデビュー戦でUFC6勝3敗のアミルカーニにしっかり判定勝ちをマークした。

◆カーク「直前のオファーだったんだからこれがフルキャンプとなれば、もっと期待してもらえるはず」(※試合後公式コメント)

「フィニッシュできればと思っていたんだけどね。自分は11勝して11回のフィニッシュを記録していた。そのうち9回は1Rで決めて、2回は2Rだ。常にフィニッシュを目指している。だから、今回の試合をフィニッシュできずにがっかりしているけど、いつも自分に打ち勝てるわけじゃない。アミルカーニはタフな相手。世界の強豪を相手にやってきた選手だ。常にフィニッシュを目指しているとはいえ、いつもそうなるとは限らない。この結果に満足している。今回は直前のオファーだったんだから、これがフルキャンプとなれば、もっと期待してもらえるはずだ。アミルカーニとの試合の連絡を受けたとき、彼のことを知っていたから、この瞬間がもっと最高になると思ったんだ。次の試合ではさらにステップアップして有名なフェザー級ファイターと戦い、ここからさらに上を目指したい」

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