キックボクシング
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2021/02/28 14:02

▼第4試合 -49kg契約 3分3R
〇竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者、WPMF世界同級王者、IBFムエタイ世界105ポンド(47.6kg)級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28×2
×渡邊愼一(ウォー・ワンチャイプロモーション)


 竜哉は小学4年生でムエタイを始め、アマチュア時代は約100戦を経験して9本のベルトを巻いた。中1の時にタイでプロデビューを飾り、タイで試合(約20戦)・練習経験を積んで2018年4月に満を持して国内プロデビュー。いきなりWMC世界ピン級王座を獲得して世界王者となった。


 2019年7月にはタイでIBFムエタイ世界ミニフライ級王座決定戦を制して日本人3人目のIBFムエタイ世界王者となり、9月には同じくタイ・ラジャダムナンスタジアムにて日本人として8人目のラジャダムナンスタジアム王者に。凱旋試合となった12月のWPMF世界ライトフライ級王座決定戦では判定2-0で惜敗したが、2020年2月にKO勝ちでWPMF世界ミニフライ級王座を獲得した20歳。


 対する渡邊は福岡を拠点とし国内だけではなくタイでも試合をこなす16歳。現役高校生で国内戦績は2戦2勝、タイでは5戦5勝と無敗を誇っている。セコンドには石井一成が就く。

 ムエタイファイター同士の異色対決。1R、互いにカーフを蹴り、竜哉は右ローと右ミドルも。渡邊はジャブを突き、右ストレートを当てる。互いに手数は少なめだったが、竜哉が強い右ローを蹴ってパンチも多く出た。


 2R、竜哉からワンツー左フックで攻めていくが、渡邊も右ストレートを返してくる。竜哉の攻撃終わりを狙う作戦か。竜哉はワンツーの連打で前へ出る。終盤、竜哉の右ストレートに渡邊が大きく下がる。ロープに追い詰めての左フックもヒット。

 3R、竜哉が前に出て“打ってこい”とアピールするが、渡邊は下がって待ちの姿勢。カーフを蹴るが、竜哉のパンチ連打でロープ際やコーナーに追い詰められる。竜哉は右ストレートに右ミドル、終盤はバックキックや飛びヒザ蹴りも繰り出し、攻めの姿勢を見せて試合終了。


 竜哉がアグレッシブなファイトで判定勝ちとなった。

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