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【PANCRASE】ライト級王座防衛戦・雑賀ヤン坊達也「久米さんの防衛回数に並べるように」、女子フライ級王座戦・杉山しずか「バチバチの試合を」×和田綾音「一本狙う」、ストロー級王座戦・新・船田電池と新チームで挑む・宮澤雄大=3月14日(土)『PANCRASE 361』横浜武道館

2026/03/10 04:03
 2026年3月14日(土)、神奈川・横浜武道館にてが開催される『PANCRASE 361』の3大タイトルマッチの調印式および、ワンマッチを含む会見が行われた。 ▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ライト級 5分5R雑賀ヤン坊 達也(DOBUITA)第9代KING OF PANCRASIST 14勝6敗ラファエル・バルボーザ(MAQUININHA DO FUTURO)3位 16勝5敗  2025年4月、天弥との“ライト級日本最強ストライカー対決”を制し、2度目の防衛を果たしたヤン坊。11月にはRIZIN神戸大会に参戦するも、ヌルハン・ズマガジー相手に持ち味を発揮できず敗北。急遽参戦となった大晦日の「RIZIN師走の超強者祭り」では、“ブラックパンサー”ベイノアを左ハイキックでマットに沈め、その存在感を強烈にアピールした。  そのヤン坊のベルトに挑むのは、昨年PANCRASEに初参戦を果たしたバルボーザ。粕谷優介、鈴木悠斗(25年7月スピニングチョーク)といった実力者相手に連続一本勝ちを収めている強豪。  PANCRASEでは5KOを含む6連勝と無双状態のヤン坊。松濤館空手と柔術をベースに5KO、6つの一本勝ちを誇るバルボーザ。仕留める力を持つ両雄によるライト級チャンピオンシップだ。 雑賀 ヤン坊 達也「久米さんの防衛回数に並べるように」 「どうも、ヤン坊です。なんか、ちょっと久々で緊張してるんですが、今の『Mr.PANCRASE』は自分だと思っています。この横浜ビッグマッチを最高の形で盛り上げて、KOでバシッと決めてやろうと思ってます。よろしくお願いします」 ──対戦相手のバルボーザ選手の印象と試合の展望は? 「手足が長くて身長がデカいなっていうイメージです。必殺技のダースチョークなんでちょっと嫌だなと(苦笑)。僕に勝ち方を聞かれても、皆さんもわかっていると思うんですけど(笑)、今回は一本で勝ちたいななんてちょっと思ってみたりもするんですけど……KOで勝ちます」 ──11月の『RIZIN LANDMARK 12』では ヌルハン・ズマガジーにダースチョークで敗れたが……。 「あれは(打撃が)効いてただけで、たまたまです!」 ──大晦日のRIZINでは“ブラックパンサー”ベイノア選手に2R KO勝ち。反響は? 「なんかマイクが結構良かったみたいで。 ちょっと“魂の叫び”をやらしてもらったんですけど、気に入ってもらえたみたいで嬉しいです」 ──天弥選手がRIZIN(4月12日・福岡大会)で雑賀選手が戦ったことのあるズマガジーと戦うことついて、どのように感じていますか。 「厳しい試合になると思いますけど、天弥君には勝ってほしいですね。天弥君だったら間合いに入ってバチンと決めてくれると思います。 「いや、もうそうですね、厳しい試合になると思いますけど、バシッと天弥君には勝ってほしいですね。天弥君だったら、間合いに入ってバチンと決めてくれると思ってます」 ──『Mr.PANCRASE』としてのベルトへの思いは? 「そうですね。やっぱりあの僕は久米(鷹介)さんにすごい憧れていて、久米さんが3回防衛してると思うんですけど、追いつきたいっていう気持ちもありましたし、次で僕も久米さんの防衛回数に並べるんで、そういう目標の勝負だなと思ってます。バシッと憧れの人に近づけるように防衛して、PANCRASEが日本一だっていうのを証明していきたいと思ってます」 ──となると今回も“魂の叫び”が……。 「もちろんです。『チキショー!』と叫んでやろうと思ってます」 ──あらためて強豪バルボーザ戦への覚悟を。 「外国人に結構やられてきてるんで、今回こそはい、やってやろうっていう気持ちでいっぱいです。バルボーザが勝ってきた選手とはちょっとレベルが違うので、『Mr.PANCRASE』の強さを見せてやります」 [nextpage] ストロー級1位の船田電池とNEXUS王者の宮澤雄大が王座を賭けて激突 ▼キング オブ パンクラス チャンピオンシップ ストロー級 5分5R 船田電池(和術慧舟會HEARTS)1位/2024年NBT同級優勝 5勝宮澤雄大(RESURGO MMA)4位/Fighting NEXUS初代ストロー級王者 16勝6敗  第4代王者・黒澤亮平が返上したストロー級王座を巡り、船田と宮澤によるタイトルマッチが決定。  船田は禅道会、柔道で培った技術と無尽蔵のスタミナを武器に、デビュー以来5戦負けなしの新鋭。就職活動に専念するためにケージを離れていた学習院大学生の船田。25年4月のリトル戦の判定勝ち以来、約1年ぶりの復帰戦がチャンピオンシップとなる。  一方宮澤は、約3年ぶりのPANCRASE参戦となった25年11月大会で船田の同門・飯野タテオと対戦。積極的な仕掛けの早さと破壊力のあるパンチを武器に激闘を判定勝ち、ベストバウトに選出された。船田が勝てば、自らの社会人デビューに最高の花を添える戴冠となる。宮澤が勝利すれば、昨年12月大会でフェザー級王者に輝いた栁川唯人に続く、RESURGO勢の戴冠となる。 船田電池「5R、僕のドロドロに付き合ってもらう」 船田「昨年は就職活動で1年間試合ができなかったですが、その間もずっと練習してスタミナもつけてきました。この1年で全く新しく変わった船田電池のニュースタイルを楽しみにしてください」 ──宮澤選手の印象と試合の展望を。 「宮澤選手の印象としては、圧倒的なフィジカルと、何気に打撃も組み技もどっちもできるオールラウンドのファイターかなという印象があります。そん中で自分が勝てるところていうのは、やっぱりスタミナだと思っていて、今回、5Rっていうのがすごい楽しみで ずっとやってみたかったので、5Rドロドロの試合をして申し訳ないですけど、フィニッシュするつもりは一切ないです。もう5R、僕のドロドロに付き合ってもらおうかなと思ってます」 ──就職活動をしていつから新社会人なのでしょうか。 「就活にいったん区切りがつき、格闘技業界に馴染みのある企業で、来年の4月から働かせていただく形にはなるのですが、今年いっぱいはもうフルに格闘技ができる期間ですので、精一杯いけるところまでいきたいですし、社会人になっても続けようかなと思っています」 ──「新・船田電池」とは? 「今までは出力が低い状態で長く戦ってた感じだったんですけど、今回はもう70パーセントじゃなくて、100%の状態でずっと戦い続けるのが、新・船田電池で、より出力の上がった僕を見せられるかなと思っています」 ──似たスタイルで相手より勝っている部分は? 「自分の中では宮澤選手の印象として、強烈な右フックと、そして抜群のタックルのタイミングだと思っているんですけど、それに比べて僕が勝ってると思うのは、やっぱり際の攻防だと思っていて、際の切り返しやタックルとパンチのコンビネーションっていうのはすごく自分が得意としているところなので、そういった隙から、宮澤選手への攻略はあるのかなと考えています」 ──試合ができなかった期間のモチベーションは? 「試合したくてできなかったタイミングっていうのも何回かあったんですけど、その中でやっぱり試合のなかった期間っていうのが、刺激がなかったっていうのが一つあって、もちろん試合が決まったら、減量があったり、追い込み練習があったり、しんどいことの方が多いんですけど、やっぱり試合がない期間っていうのは本当にただ練習をして過ごすだけということで、やっぱ刺激が好きな自分にとってはすごい物足りないなって感じがあったんです。試合が公表されて減量が入るってなると、やっぱりすごい緊張とか怖さっていうのもあるんですけど、何しろ刺激というものが得られるので、それがすごい今も楽しいですし、それをモチベーションにやれています」 宮澤雄大「泥試合を凌駕するパワーとスタミナは自分の得意とするところ」 宮澤「ここまでやれることは全部やってきたので、3月14日は横浜武道館でベルトを巻けるように頑張ります」 ──船田選手の印象と試合の展望を。 「めちゃめちゃスタミナがあって、もう最初から最後までバチバチに来るような選手かなっていう印象と、本当完成されたMMAで穴も少ないなっていう印象ですね。一応、5Rしっかりやるっていうつもりで準備してきてるんですけど、隙があればしっかりフィニッシュ狙えたらなと思ってます」 ──K-PLACEから所属が変更になったのは? 「ちょっとジム内で、いろいろあったんですけど、チーム名が『RESURGO MMA』に変わっただけで、基本的に中の内容はあんまり変わっていなくて、今まで通り、しっかり練習もできたし、いい環境でやれています(※『RESURGO MMA』代表は関原翔)」 ──相手より勝っている部分は? 「本当に多分ドロドロな試合になるんじゃないかなとは思うんですけども、それを凌駕するぐらいのパワーとスタミナは自分の得意分野なので、あとはまあ一発狙えるようにしていきたいなと思ってます」 ──宮澤選手は、HEARTSの飯野タテオ選手に勝っていて、今回の船田選手が同門であることは気になりますか? 「そうですね。多分、敵討ちという意味でももう絶対倒しに来るだろうなっていうのあるんですけど、飯野選手もすごくナイスガイで最高の選手だったし、船田選手もすごいアグレッシブでいい選手なんで、もう本当、戦うのが楽しみです」 [nextpage] 杉山しずか「常に獲得していかないと満足できない」、和田綾音「腹を決めて進んでいく」 ▼クイーン オブ パンクラス チャンピオンシップ フライ級 5分5R杉山しずか(リバーサルジム新宿Me,We)1位/第4代QUEEN OF PANCRASIST 23勝8敗1分和田綾音(ALIVE)2位 2勝  2025年3月渡邉史佳相手に初防衛戦に臨んだ杉山しずかは1R 右フックによるKO負け。しかし、開始早々渡邉のパンチによりダウンを喫する苦しい展開となるも、勝負を捨てることなく覚悟を決めて前に出る姿は多くのファンの記憶に刻まれた。  今回、渡邉の王座返上により、再び杉山に女王の座を掴むチャンスが巡ってきた。  対する和田は、2024年7月大会で、実績・キャリアで大きく上回るライカに勝利し、鮮烈なデビューを飾った新鋭。25年6月大会では、オノダマンとの激闘に勝利し2連勝でチャンピオンシップに駆け上がってきた。  第4代女王戴冠時に「若手の壁になる」と宣言した32戦のキャリアを持つ杉山が返り咲くのか。それとも2戦負けなしと恐れを知らない和田が3戦目でその壁を打ち破り、新女王の座を掴むのか。 杉山しずか「今の私が一番欲しい、獲るべき物はベルト」 杉山「今回はこのような試合を組んでいただき、本当に嬉しく思っています。心の準備はしっかりできているので、バチバチの試合をお見せして会場を盛り上げ、そして格闘技界に私ができることすべて、この試合で見せたいと思っています」 ──和田選手の印象と試合の展望を。 「PANCRASEはランキングがあるので、和田選手が上がってくるのはずっと見ていたんですけど、“オールラウンダー”と言われてるけど寝技が好きな選手かなと思います。腰の強さはそんなにないかなって印象ですが、映像見たところ、下からの攻めがすごく強いのでそこを気をつけなきゃなって思ってます。フィニッシュは自分が一本勝ち、もしくはパウンドアウトするつもりです」 ──渡邉史佳選手の王座返上による決定戦だったが? 「ベルトを取り返すためにはどうしたらいいだろう? っていう風にはずっと考えてたので、その段階がちょっと変わったっていう印象です」 ──RIZIN中継の解説やベストボディジャパンなど、マルチに活躍しているが、いまMMAでチャンピオンになることは人生においてどんな意味があるか? 「(コンテストで)優勝したとか、いいコメントをしたとか褒められたことって、結構忘れるんですよね。終わったことは去っていくので、あまり自分が活躍しているっていう意識は無くて、むしろできなかったことの(後悔の)方が残っていくというか。言ってもらったことよりも、何かされたことの方が人生残っていくんで、いいことも悪いことも。だから常に獲得していかないと満足できない人生だと思います。  現在必要なものというか、現在私が獲るべきものはこれで、シーズンによっては格闘技の試合がなければ、自分のアビリティ、使えるものを活かしますけど、今の私が一番欲しい、獲るべき物として(ベルトを)考えています] ──キャリアに差がある選手を迎える立場になります。正直やり辛さも? 「全然やり辛さはないです。お互い持ってるものを違うのかもしれないですけど、別にそこに有利不利がある世界じゃないから、あまり気にしてないです。ただすごく真面目な選手という風に聞いてるんで、正しい打ち込みで正しい寝技をしてくると思うので、私のようなこう勢いでっていう選手にとっては気をつけなきゃいけない選手なのかなって思います」 和田綾音「『強い人と戦いたい』から格闘技をやっている」 和田「今回、3戦目でチャンスをいただけたということで、杉山選手と会場の皆さんが楽しんでいただけるような試合をしていきたいなと考えています。今まで一本を狙っていてなかなか極まらず悔しかったので、今回は一本を狙っていきます」 ──杉山選手の印象と試合の展望を。 「杉山選手は、長い経験のある選手でオールラウンドな選手だと思います。どうせ試合するんだったら強い選手と試合したいっていう気持ちが強かったんで、今回、杉山選手と試合できるということで、嬉しく思っています。何でもできる選手だと思うんですけど、私の強みである、寝技大好きなんで、そこで一本狙っていって、会場が盛り上がるような試合がしたいなと思っています」 ──相手の杉山選手は女子格闘技界のアイコン的存在。そういった相手と王座戦を戦う意識は? 「MMAの存在を知った当初から見ていた選手なので、正直、杉山選手と試合できるチャンスをもらえたっていうのは今でもちょっと信じられない気持ちが大きいです。格闘技は最初、体力作りから入ったのですが、今続けている理由が『強い人と戦いたい』っていう理由で続けてるので、この3戦目で杉山選手と戦えるチャンスをもらえたのはすごく光栄ですし、強い選手ですけれども、ラッキーチャンスなんで、もう何が何でも食らいついていきたいなと思ってます」 ──周囲からは「早い挑戦じゃないか」という声もあると思います。それを突き破るものは? 「女子は層が薄く、私のプロデビュー戦もライカ選手でした。強い相手と当たっていくしかない場所だったので、1戦目と同じく腹を決めて進んでいくしかないと思っています」 ──出稽古も含めて、愛知での練習環境は? 「ALIVEに女子(MMA)選手はいませんが、柔術が得意な選手はいます。あと、春日井(“寒天”たけし)さんのところに女子選手がいますので、このチャンピオンシップに向けて様々な環境が整ってきたので、もう獲りに行くしかないかなっていうところです」(※日沖発のstArt JAPANでも練習) ※ほか選手 追記あり
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