キックボクシング
レポート

【RISE】那須川天心が志朗を“究極の駆け引き”で返り討ち、原口健飛が白鳥大珠から2度ダウンを奪い因縁に決着、ダウンの応酬で鈴木真彦がKO勝ちで復活勝利、寺山日葵は田渕にいいところを出させず、元プロ野球・相内誠は初回KO負け

2021/02/28 14:02

▼第1試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R
×小出龍哉(TEAM TEPPEN/新空手K-2 GRAND PRIX 2018中量級準優勝)
TKO 3R 1分04秒 ※レフェリーストップ
〇奥平将太(Team Bull/Bigbangアマチュア6階級王者、元NJKF EXPLOSION-50kg級王者)


 1R、サウスポーの小出に右ストレートを打って行く奥平だが、小出は左ミドルと左ストレートで対抗。この左ミドルがよく入る。奥平は長いリーチから繰り出す左フックと右ストレートで小出を苦しめる。さらに小出は奥平の右ヒザで左目じりをカット。


 2R、小出が右ローを蹴ったところに奥平が左フックを合わせてダウンを奪う。フラつく小出に奥平が畳みかけ、小出も右カーフキックと左ストレートで応戦。しかし、左ハイを蹴ったところに左フックを合わされて2度目のダウンを喫する。


 3R、奥平は右のカウンターを合わせて右をフォローしてダウンを追加。諦めず反撃する小出だが、奥平の猛攻で足がフラつき、右ストレートがヒットしたところでレフェリーがストップ。奥平がパンチの上手さを発揮してKO勝利を飾った。

▼オープニングファイト2 バンタム級 3分3R
×力哉(BK GYM/DEEP☆KICK55kg級5位)
KO 2R 2分32秒 ※3ノックダウン
〇大森隆之介(JAPAN CUP 2019 -80kg級優勝)


 1R、互いにカーフキックからのパンチ。長身の大森は10cmの身長差を利して長いリーチから繰り出すストレート系のパンチ、力哉はジャブが邪魔で入れない。2R、勢いよく飛び込んで左フックを打つ力哉だが、大森の右カーフキックからのバックハンドブローでダウンを奪われる。左ボディからの左フックでダウンを追加し、最後はラッシュをかけて左フックと右ストレートで力哉が仰け反ったところでレフェリーがストップ。大森が爆発力を見せてKO勝ちした。大森はマイクを要求すると、次はランカーとやりたいとアピールした。

▼オープニングファイト1 スーパーフライ級 3分3R
△岡崎晃志(NEXT STEP GYM)
ドロー 判定1-1 ※28-28、29-28、28-29
△星 憂雅(IDEAL GYM)


 1R、サウスポーの岡崎に星は右ストレート、、前蹴り。アグレッシブに先手先手で攻めていく。しかし2Rは岡崎の左をもらう場面が増えて終了間際、前へ出ていったところで右に左フックを被せられてダウンを喫する。3Rに星は右の三日月蹴り、前蹴りでボディを攻めて岡崎を下がらせ、ダウンを奪い返そうと猛攻を加えるが倒し切れず。三者三様のドローとなった。

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