▼第3試合 スーパーファイト K-1フェザー級 3分3R延長1R
〇軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス/第2代Krushバンタム級王者)
KO 2R 1分54秒 ※左フック
×亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパー・バンタム級王者)
軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝を果たし、2017年9月にはKrushバンタム級王座を獲得(第2代)。2019年10月に将史の兄・玖村修平を破り、2020年2月にはK-1で大活躍したスリヤンレックから勝利を収める金星を得た。満を持して9月にKrushスーパー・バンタム級王者の玖村将史に挑戦したが判定負け。今回からフェザー級に階級を上げて再起戦に臨む。
亀本は2015年12月に瀧谷渉太、2018年1月に森坂陸、2019年2月に出貝泰佑から勝利を収めている。また、敗れはしたものの武居由樹、玖村将史とも拳を交えた。2019年11月にはトーナメントを制してBigbangスーパーバンタム級王座を獲得。今回がK-1初参戦で、K-1 JAPAN GROUPでの試合も2019年2月以来となる。
1R、序盤は静かな立ち上がり。サウスポーの亀本が左ロー、左ミドル、左ストレートを放つ。軍司は前後のステップを踏み、飛び込んでの左フック、左右フック連打を見せる。軍司は力強い右ストレートと右ロー、亀本は手数・足数を多く出す。
2Rも手数・足数を出して前に出るのは亀本だが、ローキックがローブローとなって試合は一時中断。再開後、蹴りの距離をとる亀本へ軍司が圧力をかけていき、ロープへ追い詰めて右ストレートからの左フックでダウンを奪う。一気に行く軍司がフックのラッシュ、最後はパワフルな左フックでなぎ倒し、ダメ押しに右の顔面蹴り。フェザー級転向対決は軍司が制した。
軍司はマイクを持つと「フェザー級に上げて初戦で1RでKOしたかったんですが、2RでKOできて。フェザー級にも軍司泰斗ってのがいるので、どんどん強いのとやりたい。一人ずつ倒していくと思うので、強いヤツと当ててください」とフェザー級侵攻を開始すると宣言した。