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レポート

【K-1】ゴンナパーが熱闘を制して新王者に、木村“フィリップ”ミノルはダウン奪われるも逆転TKO勝ち、才賀紀左衛門は卜部弘嵩に反則勝ち、朝久泰央が鮮烈KO勝ち、佐々木大蔵は大和哲也を破る、不可思が逆転KO勝ち

2020/12/13 15:12

▼第4試合 スーパーファイト K-1スーパー・ウェルター級 3分3R延長1R
〇和島大海(月心会チーム侍/K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント準優勝)
KO 1R 2分03秒 ※左ハイキック
×藤岡裕平(九州ジム・VLOS)


 和島は第1回K-1アマチュア全日本大会優勝など、アマチュア大会で数々の実績を残して2016年7月にKrush初参戦。サウスポーから繰り出す破壊力十分のパンチと蹴りでKO勝利の山を築き、戦績は12勝(10KO)4敗。3月の第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントではアワターン(タイ)、城戸康裕を破って決勝へ進出するも、木村“フィリップ”ミノルに敗れて準優勝。9月のK-1ではムエタイの強豪ラーシーシンをローキックでKO撃破した。


 対する藤岡は今回がK-1初参戦。九州の大会を中心にキャリアを積んできたオールラウンダーで、戦績は17勝(8KO)4敗2分。2020年、海外でWKA世界ウェルター級王座への挑戦が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で試合が中止となった。


 1R、サウスポーの和島は右フック、左ミドル、左ストレートと左の強烈な攻撃を叩き込み、左ミドルからの左ストレートでダウンを奪う。続けての飛びヒザ蹴りはスリップ判定。和島は続けて鋭いヒザ蹴り突き刺し左ミドル、そして右フックでダウンを追加。和島はまtも飛びヒザ蹴りからヒザ、左ハイ、左ミドル、左ストレートと一方的に攻め、藤岡も粘るが最後は和島の左ハイキックが鮮やかに決まり、藤岡は横倒し。和島が圧巻のKO劇を見せた。


 和島はマイクを持つと「今日、全然ノーダメージで勝っているので、1月僕も出たいです。ぜひ呼んで下さい」と2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催されるK-1 JAPAN GROUP年間最大のビッグマッチ『K'FESTA.4』への連続参戦をアピールした。

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