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レポート

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2020/12/13 15:12

▼第5試合 スーパーファイト K-1ライト級 3分3R延長1R
×大沢文也(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER/K-1 WORLD GP 2018ライト級世界最強決定トーナメント準優勝)
延長R 判定1-2 ※9-10×2、10-9
〇瓦田脩二(K-1ジム総本部チームペガサス)
※本戦の判定は30-29、29-29、30-30。


 大沢は小学生の時から始めたボクシングで優れたテクニックを持つベテラン選手で、2018年9月にはKrushライト級王座に挑戦してタイトル奪取ならずも、同年12月の「K-1ライト級世界最強決定トーナメント」では準優勝を果たした。7月のKrushでは蓮實光にKO負けを喫し、今回が再起戦。


 瓦田はアグレッシブなファイトスタイルでデビューから5連勝。その後は東本央貴、川崎真一朗、ワン・ジーウェイに敗れたが、蓮實光と前戦の稲垣柊にはKO勝ちしてる。7月21日のKrushでは得意の伸びる右ストレートを駆使して里見柚己から勝利、9月のK-1ではSEIYAにも勝利と現在3連勝と絶好調のK-1ジム総本部の若手リーダー格。


 1R、ガードを低く下げて前へ出ていくのは大沢。瓦田は左ミドルを蹴っていく。大沢は徹底してボディへのパンチ。瓦田が前へ出てくると大沢は右へ回り込んでいく。大沢が上手く当てていった印象。


 2R、やや距離が近づき、瓦田のミドルやパンチが入り始める。大沢はガムシャラに左右フックでボディを叩くが、瓦田が至近距離での左飛びヒザ蹴をヒットさせる。下がる大沢に左ミドルからのパンチで攻め入る瓦田。大沢もボディを返す。


 3R、瓦田が右ローから左右のストレートで前に出る。さらにヒザ蹴り、ロープに詰めてのアッパー。大沢もアッパーを返すが瓦田は前へ出て顔面とボディへのパンチ、そしてヒザ蹴り。ガードを固める大沢に瓦田は右ロー、ボディへのヒザ蹴り、右アッパー。左右ボディと左ローを返す大沢。


 判定は30-29、29-29、30-30でドロー。延長Rへもつれ込む。蹴りから右ストレート、そしてヒザ蹴りと攻め込む瓦田に大沢はボディで対抗。大沢はガードを固めるが瓦田がコーナーへ詰めてパンチとヒザ蹴りを打つ展開。大沢は左ハイをヒットさせるが瓦田は全く怯まず前へ出てヒザを突き上げる。大沢も右アッパーの連打と右ボディ、大沢の左ボディに一瞬下がる瓦田だが、すぐに瓦田が前へ出て左右ストレートを繰り出していく。大沢も負けじと左右フックで応戦。

 判定は2-1という接戦で瓦田が勝利。大沢はヒザから崩れ落ちた。瓦田は兄貴分を乗り越え、安堵の表情を浮かべた。

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