▼第2試合 スーパーファイト K-1スーパー・バンタム級 3分3R延長1R
〇佐々木洵樹(POWER OF DREAM/第5代Krushバンタム級王者)
判定3-0 ※29-27、30-26×2
×璃明武(K-1ジム総本部チームペガサス)
佐々木は元プロボクサーで、OPBF東洋太平洋フェザー級13位、日本フェザー級7位になった実績を持つ。2019年2月からKrushに参戦すると、11月には晃貴を判定で破り、僅か3戦目にしてKrushバンタム級王座に就いた。今年3月には初防衛戦が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響でサンベル・ババヤン(アルメニア)が来日不可能となり試合中止。王座を返上し、8月のKrushでスーパー・バンタム級転向第一戦を行い、龍斗に判定勝ちした。K-1には初参戦。4勝(1KO)無敗。
対する璃明武は第15回K-1アマチュアAクラス -55kgで優勝し、2018年4月にプロデビュー。これまで6勝(3KO)無敗の戦績を誇る。K-1にはプレリミナリーファイトで出場したことがあるが、今回が本戦初出場。
1R、佐々木はサウスポーからジャブ、左ストレートとよく伸びるパンチを繰り出す。佐々木はステップを踏みながら右ローを蹴り、クリンチ後に佐々木が強烈な左ロングフックでダウンを奪う。後ろ廻し蹴りで対抗する璃明武。クリンチでダメージの回復を図る璃明武は顔面へのヒザ蹴り、右ハイを蹴る。しかし、またも佐々木の左ストレートが強烈にヒット。璃明武には組み付き多用で減点1が与えられた。
2R、佐々木のパンチにヒザ、ミドルを合わせに行く璃明武だが組み付きが目立つ。プレッシャーをかけて長い距離でストレートを繰り出していく佐々木。
3R、璃明武は右ローからワンツーを繰り出して前へ出る。その右ローが効果的に決まっていく。ジャブから左ストレートで飛び込む佐々木。パンチからの飛びヒザ蹴りまで繰り出す。璃明武も負けじと前へ出てのヒザ。両者ともクリンチが多くなってしまうが、佐々木は前へ出てパンチを出していく。