▼第8試合 フェザー級 5分3R
×田村一聖(KRAZY BEE)#7位/第6代フェザー級K.O.P.13勝10敗
[2R 0分42秒 KO] ※パウンド
〇アキラ(武蔵村山さいとうクリニック/&mosh)14勝9敗3分
第6代フェザー級王者の田村は元UFCファイター。2017年3月にナザレノ・マレガリエに敗れ、PANCRASE王座から陥落したものの、2017年11月に鈴木琢仁に判定勝ち、2018年3月には元UFCの堀江圭功にも2R TKO勝ちしている実力者。しかし、その後、2018年9月に中島太一に判定負けし、2019年5月には摩嶋一整に3R 肩固めで一本負けを喫した。2019年9月には、2連続TKO勝利中だった杉山和史を右ストレートで1R KO。再起を飾っている。
対するアキラは、強豪相手に4連敗中。2018年11月にソリホン・サドゥロエフに2R TKO負け、2019年4月に冨樫健一郎に判定負け、2019年9月「Road to ONE:CENTURY」ライト級(※77.1kg)で岡野裕城戦に2R TKO負け。2020年7月の前戦では、ライト級からフェザー級に転向し、ISAOとノンタイトルで対戦。王者に組みでも上回られ判定3-0で敗れている。フェザー級7位の強豪・田村との試合は真価が問われる。連敗脱出なるか。
1R、サウスポー構えのアキラにオーソの田村。遠間からの右の飛び込みを当てる田村。アキラはダブルレッグテイクダウンも、田村はアキラの頭を押さえ金網背に上半身を立てる。終了間際にアキラは田村に背中を着かせるがそこまで。ジャッジ3者が田村を支持。
2R、右ローを続けて当てる田村。足を流すアキラ。田村は右インローを当てるが、カウンターの左フックをヒットさせたアキラに、コーナーの石渡は「効いた、アキラ、GO!」の声。田村はステップでかわしジャブをダブルで返すが、コーナーを信じて連打したアキラが前に出て右をヒット! 崩れた田村にパウンドし、レフェリーが間に入った。
試合後、アキラは天を仰ぎ、「やっと勝てました。応援のおかげです。とりあえず勝ったことが何より嬉しいので、これから勝ち続けます」と語った。