▼第2試合 バンタム級 5分3R
×神田T800周一(パラエストラ広島)10勝10敗1分
[判定0-3] ※28-29×3
〇ジェイク・ムラタ(パラエストラTB/ Fighting Nexus)11勝6敗1分・ZST第3代バンタム級王者
バンタム級で神田T800周一とジェイク・ムラタの組み技師対決が実現。ともにデビューはPANCRASEだが、現在はそれぞれの戦いの場を得ていた。
神田は、地元・広島に拠点を移し、2019年7月に平澤宏樹に判定勝ち、11月にも金物屋の秀に判定勝ちと連勝も、2020年2月のGLADIATOR 12で竹本啓哉に組み負け判定負け。
ZST第3代バンタム級王者のジェイクは、2019年10月のONE WSでのソン・ミンジョン戦の判定負け以来1年ぶりの試合。4年7カ月ぶりのPANCRASEマット登場となる。
両者ともに再起戦。じわじわと組んでポジショニングを奪うムラタに、スクランブルにも強い神田。デカゴンのケージでの戦いを制するのはどちらだ。
1R、サウスポー構えの神田にオーソの村田は前足にシングルレッグから、金網際スタンドバックで片足かけバックテイク狙うが、2度前に落とした神田が左ストレス打つ。ジャッジは2者ムラタ、1者が神田を支持。
2Rもシングルレッグはムラタ。バックから足はかけさせない神田。ムラタは引き込み気味にディープハーフから立ち上がり右で差して金網際でバックテイクを狙う。正対する神田が押し込むが、体を入れ替えるムラタがスタンドから右足を再三かけてバックを狙い、神田は両足かけさせず中腰でムラタを前方に落とす。この回も2者がムラタ支持、1者が神田を支持する。
3R、ムラタの組みを切り、左ミドルを当てる神田に、すぐに詰めてバックテイク狙いのムラタ。トラックポジションで引き込みハーフからスイープ、レッグドラッグから上を狙うムラタに、神田は下から腕十字も外すムラタが上になり、神田が立ったところでブザー。判定3-0で組みで先行したムラタが勝利した。