▼第3試合 RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020リザーブマッチ 3分3R延長1R
〇宮崎小雪(TRY HARD GYM)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
×小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝)
※宮崎がリザーバーに。
小林はRISEで活躍する原口健飛が主宰するFASCINATE FIGHT TEAM所属のファイター。空手での経験が豊富で、これまで数々の大会で優勝経験があり、今年2月の『RISE GIRLS POWER』で満を持してのプロ転向。松谷綺(VALLELY KICKBOXING TEAM)を相手に前へ出続け、右ストレートと右ローでアグレッシブな試合を展開してドローとなった。
宮崎は小学3年生から空手を学び、2019年8月のKAMINARIMON全日本女子トーナメントで優勝。アマチュア戦績10戦10勝(3KO)無敗の戦績を引っ提げ、16歳で2019年11月の『RISE GIRLS POWER』にてプロデビュー。そのデビュー戦は松谷綺とドローだったが、9月の『KNOCK OUT』ではKAREN(DRAGON GYM)にプロ初勝利を収めている。今回はMISAKIの欠場を受け、試合5日前のオファーを受けての緊急参戦。
1R、サウスポーの宮崎は右へ回り込みながら距離を取り、左ミドルと左ローを蹴る。小林は追う形となったが、パンチで入り込むところに左ストレートを合わされ、先手を取られる形に。
2R、小林の入り際を狙う宮崎は真っ直ぐなワンツー、左フック。小林が出す返しのパンチはしっかりかわすかブロックする。小林のパンチをよく見て防御し、逆に伸びのあるワンツー当てていく宮崎の上手さが光る。
3R、小林は宮崎の蹴りに左フックを合わせていくが、宮崎がパンチを当ててさっと動いて小林のパンチはかわし、さらに真っ直ぐなワンツーをヒットさせるなど上手さを見せつける。前蹴りで小林は転倒も。左フックで倒しに行く小林だが、宮崎はそれをかわして右フック。小林のパンチは空を切り、宮崎のパンチは顔面を捉える展開のまま終了。判定3-0で宮崎がトーナメント・リザーバーとなった。