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【RISE】-63kgトーナメントは原口健飛が直樹を初回KOして優勝、寺山日葵がerikaの猛攻に大苦戦も延長戦で振り切る、準決勝は寺山vs sasoriと紅絹vs百花に

2020/10/11 15:10

▼第4試合 RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント リザーブマッチ 3分3R延長1R
〇秀樹(新宿レフティージム/K-1 REVOLUTION FINAL-65㎏級世界王者、ライト級1位)
判定3-0 ※30-28×3
×北井智大(チームドラゴン/ライト級3位)
※秀樹がリザーバーに決定。


 秀樹はフィジカルの強さを活かしたパワフルな打撃でRISEライト級のトップクラスに君臨。2019年2月には白鳥大珠と第5代ライト級王座決定戦を争っている(白鳥がTKO勝ち)。また、『KNOCK OUT』のスーパーライト級トーナメントでも準優勝を果たした。今年1月、原口健飛と白鳥が返上したRISEライト級王座決定戦を争ったが、1R2分23秒、KO負けを喫して悲願だった王座獲得ならず。8月大会の再起戦では麻原将平をTKOに破り、再起を果たした。


 北井はチームドラゴンのニューリーダーとしてRISEで活躍。後半戦の強さを活かして勝利することが多く、パンチでの猛攻で逆転勝利を飾ってきた。RISE随一の激闘派として知られるが、2019年2月に各団体で暴れまわる山口裕人を初回KO、9月にKNOCK OUTで活躍した水落洋祐を初回KO、2020年1月にはNKBライト級王者・高橋一眞を2RでKO、8月にはKNOCK OUTで活躍したマサ佐藤も判定で破るなど“RISEの門番”としての一面も持つ。


 1R、サウスポーの秀樹はジャブを出しながら右へ回り込む。北井は左ローを出しつつ右ストレートを伸ばす。徐々に北井が距離を詰めていくが、ラスト10秒で秀樹が右フックをヒットさせた。


 2R、秀樹が北井のワンツーをかわしつつ、左右フックをヒットさせる場面が目立つ。さらにヒザ蹴り。前に出てくる秀樹に北井が左へ回り込む。秀樹がジャブ、左ストレート、前蹴りと攻撃をまとめる。


 3R、北井のワンツーの連打をかわし、秀樹は左ミドル、左ハイ。さらに左フックからの連打で北井をコーナーに詰めて連打を浴びせ、右フックでグラつかせる。さらにガードを固めての左ロー、北井が打ち返してくると左右フック。内廻し蹴り気味のハイキックも左右で繰り出す秀樹。北井は逆転を狙って打ち合いにいくが、秀樹はガードを固めてローを蹴り、ヒザ蹴りや左右フックを打ち返す。


 最後まで逆転を狙ってフックを打って行く北井だったが、秀樹はそれを許さず。判定3-0で秀樹が北井を返り討ちにした。

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