▼第2試合 スーパーファイト スーパー・フェザー級 3分3R・延長1R
〇TETSU(月心会チーム侍)
[判定3-0] ※30-28×2、30-29
×西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO)
TETSUは2018年8月からK-1 JAPAN GROUPに参戦すると、佐野天馬、伊澤波人を破って頭角を現した。3連勝でKrushフェザー級王者・江川優生に挑戦したがKO負け。2019年11月には斗麗に敗れて連敗を喫し、7月11日のKrushではスーパー・フェザー級に階級を上げて提髪和希に勝利している。スピードを活かしたパンチ&キックが持ち味。
西元は伝統派空手をバックボーンに持ち、2019年9月大会からKrushに初参戦。友尊をハイキックでKOするインパクト大のKrushデビューを飾ったが、11月の朝久泰央戦、松本涼雅戦と連敗。戦績は9勝(9KO)5敗2分で勝った試合は全てがKO勝ち。
1R、両者ともスピードのある蹴りを上中下に放ち、TETSUは前に出てワンツー、西元は左フックをカウンターで狙う。足を止めての打ち合いでは西元が左フックでヒットを奪う。ジャブを出しながら前へ出る西元。TETSUも負けじと打ち合って左フックの相打ちがたびたび見られる。
2R、TETSUは左ミドルと右ロー、特に右ローを徹底的に蹴り、右ストレートと左フックも命中させる。前へ出る西元だがTETSUの手数に後手に回り、右ストレートで大きくグラつく。一気にラッシュするTETSUだが西元は耐えきって左フックで逆襲。TETSUも右ストレートを返す。
3R、前に出る西元が左ボディを打つとTETSUも負けじと右ボディを返す。ロープを背負うTETSUに西元が笑みを浮かべながらボディを攻め、右アッパーを突き上げる。クリンチで逃れるTETSUもロープを背にして左右フックでヒットを奪い、判定3-0でTETSUがタフファイトを制した。