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【RIZIN】ギャラガーと対戦予定だった武田光司が摩嶋一整に一本勝ち「フェザー級にアジャストできてきた」×摩嶋「腕がパンパンで凌げなかった」

2026/08/14 13:08
【RIZIN】ギャラガーと対戦予定だった武田光司が摩嶋一整に一本勝ち「フェザー級にアジャストできてきた」×摩嶋「腕がパンパンで凌げなかった」

(C)GONG KAKUTOGI, RIZIN FF

 2026年8月11日(火・祝)東京・TOYOTA ARENA TOKYOにて『RIZIN.54』が開催され、第5試合でレスリングベースの武田光司と、柔道・柔術ベースの摩嶋一整のグラップラー対決が行われた。

▼第5試合 フェザー級 5分3R
〇武田光司(TRIBE TOKYO MMA)20勝8敗 66.00kg
[1R 4分58秒 腕ひしぎ三角固め]
×摩嶋一整(毛利道場)19勝7敗 65.90kg

 試合は、ともにサウスポー構えの相四つから、武田はカーフキックから入り。摩嶋がボディロックで再三テイクダウンを奪うも、武田が押さえ込まれずに立つ展開のなか、摩嶋はクラッチを解かずに組み続けて消耗。武田がバッククリンチの摩嶋にアームロックで後方に回してトップを奪い腕十字へ。上体を起こした摩嶋に三角十字を極めてタップを奪った。

 試合後、武田は自身のYouTubeで「身体に身に染みている通りに行けたのかなって感じで、獲ることができた」と語った武田。BRAVE時代の師匠・宮田和幸氏ゆずりの動きが、TRIBEでの練習と繋がって一本勝ちとなった。

 また、会見ではフェザー級へのアジャストが出来てきたこと、そして今後について「柏木(信吾)さんからなんか色々言われると思うんですけど、いまはカミングアウトはできないけど、ちょっとお話はいただいているので、TRIBEの長南亮さんと話をしつつ決めていく」と語っていた武田。

 YouTubeでは、「試合終わった後だから言えるけど、本当は一番最初はジェームズ・ギャラガー選手と試合ってなってたんだけど、おそらくセコンドとかが入国ができないみたいなことで試合をすることができませんってなって、摩嶋選手と試合させてもらいました。ジェームズ・ギャラガー選手に勝ってる摩嶋選手と試合をさせてもらって、今回こうやって勝ち取ることができたから、そういう意味では良かったのかなと」と明かしており、次戦は、国際戦となる可能性も出てきた。

 フェザー級は、王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ(vs.AJ・マッキー)を筆頭に、秋元強真、クレベル・コイケ朝倉未来(vs.青木真也 ※ライト級)、カルシャガ・ダウトベック(vs.平本蓮)、ビクター・コレスニック(vs.松嶋こよみ)、ヴガール・ケラモフ(vs.高木凌)、ジェームズ・ギャラガーライアン・カファロ摩嶋一整鈴木千裕久保優太斎藤裕(vs.YA-MAN)、木村柊也萩原京平ら群雄割拠の状態。

 ライト級王座から陥落した元フェザー級のイルホム・ノジモフ、バンタムとフェザーで揺れるパッチー・ミックス、RIZIN韓国大会で武田をTKOに下したジ・ヒョクミン(BlackCombat参戦中)、RTU参戦中のソン・ヨンジェらも加われば、まさに戦国時代と言っていい。

『vs.世界』では海外で一気に層が厚くなるフェザー級で武田は、どんな相手と戦うか、注目だ。

武田光司「ライト級ではさすがに小っちゃいんで無理」

──試合を終えた率直な感想を聞かせてください。

「まさか一本取れるとは自分でも思っていなかったので、すごく嬉しい気持ちとびっくりしている気持ちがありますね」

──「まさか」という言葉がありましたが、戦略とは異なる展開だったのですか?

「バック取られることは確実に1回、2回はあると自分の中で感じているところはあったんで、その中でグラップリングに持っていかさない、倒されてもすぐ立つっていうことを意識したなかであって、ちょっと相手の呼吸が乱れてきたのを感じるところがあって、アームロックの形に入る展開が一個だけあったんで、あの極めたとき。で、アームロックを極めに行って、カウンターで腕十字も考えてたんですけどアームロックに行って立つことを考えていたのですが、たまたま形に入ることができたんで、たまたま極まったっていう感じですね。TRIBEでもあれは極めたことがないので」

──摩嶋一整選手と実際に戦った印象を教えてください。

「すごく人としても尊敬できる方ですし。いつだったか喋りはしましたけど、格闘技をやられてお仕事もされていて、頭が上がらない選手。本当にありがとうございましたというふうに伝えたいと思っていますし、今回試合させていただいて勝つことができて、また一個上ることができたなと、ちょっとは帰ってくることができたんじゃないかと感じていますね」

──グラップラー対決を制した、今後の目標・展望を教えてください。

「柏木さんからなんか色々言われると思うんですけど。カミングアウトはできないけど、ちょっとお話はいただいているので、TRIBEの長南亮と話をしつつ決めていくと思うんですけど、何に出るとか誰とやるとは言えないし決まってもないですけど、とりあえずそこは話をまとめたいと思っていますね」

──摩嶋選手相手に、1Rフィニッシュはほかの日本人選手はやったことがなかったことですので、ご自身の中でも会心の出来という思いはあるでしょうか。

「そうですね、出来過ぎたているところはありましたね。プランとしては今回ストライキング何も出してなかったんですけど、最初1R目が始まった瞬間からローキック狙うってのはもう自分の中でずっと決めてたんで。で、やっぱ勝負の世界なんで、以前、矢地(祐介)選手と試合をした時にグローブタッチのときにヒザもらっちゃったことがあったんで、もうすぐに決めに行くっていう形もしてた中で、ストライキングを出して自分から組みに行くトライするって決めてたし。で、逆に僕がストライキング出してる時に、今日みたいに組みに来られることも分わかっていたんですけど、削り合いの展開の中で決めるんだったら3Rだなっていう風に決めてたんで、本当出来過ぎたなっていうのは自分でも感じてますね」

──フェザー級にアジャストすることに苦戦していたという見方もありましたが、フェザー級の身体の作り方は今回で完成しましたか。

「まあ、良かったっすね。だいぶ良かったなと。ライト級の時ってどっちかって言ったら増量、MAX85kgくらいあったんですけど、暴飲暴食を常にしていて、朝からUberでジャンクなものを食べて、そっからすき家に行って定食食べたりとかして、練習帰ってきてまた同じとこの飯食ったりとか、寝る前にハイカロリーなものを食べたりして身体をデカくしていたんですけど、でも去年かな、去年の12月にDEEPに出場させてもらって。で、自炊をしっかりしようという風に思って。でそっから、去年の12月からだいぶ食生活も改善されてきたところもあって。で、あとは練習に対する“頑張りすぎない”。上手くファイトキャンプの中で疲労を抜いてあげてという形もしっかりとやることができて。長南さんにも『練習しすぎるな』と言われたこともあったなかで、あとはコンディショニングの堀江(登志幸)さんって方がいるんですけど、ファイトキャンプの過ごし方とかも色々ご指摘、アドバイスをいただいてる中でそれをこう、ちゃんと向き合ってやることもできたんで。

 まあだから、だいぶフェザー……だってライト級じゃ無理っスね、この身体では。さすがに小っちゃいんで、どう考えても。TRIBEのライト級の選手とかとも練習しますけど、もうフィジカル差、体格差、リーチ差もすごい感じるし。で、自分の身体もだいぶシェイプされてきたところもあるんで。まあ緊急参戦みたいな感じであったら、キャッチウェイトでライトとか前回みたいに、ということはありますけ、ど今後もフェザーでやらせてもらうことに変わりはないかなと思います。だいぶアジャストができてきました。なんか前回というか最初の時は、ぶっちゃけ『ガチャ』だったんすよ、もう当たりか外れか、今回のコンディショニングは当たりなのか、外れなのかみたいな感じだったんですけど、だいぶ当たりを引くことができる回数が増えてきたので、だいぶ成功する形、どういう風にしたらフェザー級として抜群に身体を動かすことが出来るのかっていうこともだいぶ分かってきたんで。記録にも残しているし。だから次もフェザーで行きますね」

──ここに先に来た摩嶋選手は、「腕がパンパンになっていた」と。後ろに組みつかれたりするなかで、摩嶋選手が消耗していることは感じましたか

「最初組み力が本当にすごくて。だけどそれって僕にも言えることで、僕が例えば摩嶋選手みたいにバック取ってバックコントロールしているなかでテイクダウンを狙う、で、そっからすぐ立たれるということをされると、やっぱり、そういうことをされるとすごい疲れるんですよ。で、僕もそれは、僕も摩嶋選手みたいなタイプなので。バック取ってテイク行っての繰り返しを何回もトライすると、腕パンパンになってくるんで。逆にそれをこっちが今回はやればいいやと思って。で、だいぶ摩嶋選手も呼吸が乱れていることをちょっと感じとることができたんで、結構消耗してきているなとは感じましたね。でも僕も腕パンパンですよ(笑)」

──最後は鮮やかな三角絞め(※三角十字)でしたけど、武田選手の得意技なのですか。

「どうなんだろうな(笑)。まあでも形はTRIBEの子と打ち込みとか遊びでやる時とかに、ああいう形は入ったりとかはすることはできるんですけど、まさか試合であの形になるとは、と自分で思いました(笑)」

──試合の残り時間は聞こえていましたか。

「あ、聞こえてました。もう残り1分ないぐらいの時にアームロックにトライしたのも覚えてるし、本当極まればいいかなーと、極まらなくても別に相手消耗してきてるし、2R目でまた同じ展開になるだろうなと思いながら極めに入ってたんで、まさか極まるとは思わなかったですね」

──直前の試合で、同じチームの後藤選手がすごい勝ち方をして「自分も!」と火がつきましたか。

「いや、ちょっとまだ心の準備出来てなくて、“お前終わらすの早ぇよ”と思って、せめてもうちょいと思って。ちょっと試合前の準備で気持ち、コスチュームに対しての問題でアクシデントがあったので、気持ちを作る時間があと数分欲しかったなと思っていましたけど、まあでも逆にそれが良かったのかもしんないですね」

──TRIBE TOKYO MMAの強さを見せつけることはできたという感覚ですか。

「そうですね、丈治もそうだし、萩原(京平)くんもそうだし……、いま萩原くん負けちゃってるから、周りの目とかも色々あると思いますけど強いんで。僕が萩原京平に対してどうこう、同じチームだし仲間だし、上から指摘するとかは全くないですけど、一緒に練習させてもらって切磋琢磨できていることを自分でも感じてるんで、今後も練習したいなとも思ってるし、95年世代はまだまだこれから強いってところを萩原くん含めて──萩原くんはそこで何て返答するかは僕も知らないし、そんな、なんだろう、心の奥底からの話を僕は彼とはしたことが彼とはないので、こういう風に、こうして動画越しにアプローチして話して『また練習やろうよ』って、もちろん彼も練習はされていますけど、ここからまた一緒に、上に上がっていこうぜっていう気持ちは伝わればな、って感じますね」

(※YouTubeで武田は「萩原君もこの前の試合終わってから『まだ練習してないの?』とか言われる方もいると思うんだけど、練習はしてるよ、全然。ただ脳のダメージって見えないダメージでどんどん蓄積されていっちゃうから、またダメージ回復したら一緒に練習できたらなって意味合いで喋ったので、変に捉えないで欲しいかな」と語っている)

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