Krush.1922026年9月26日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第8試合) Krushフェザー級 3分3R延長1R〇新美貴士(名古屋JKファクトリー/第5代Krushフェザー級王者)=57.50kgKO 2R 2分59秒 ※左右連打×兼田将暉(RKS顕修塾)=57.45kg 新美は2018年8月からK-1 GROUPに参戦し、2020年の「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」で優勝して王座に就いた。同王座は2022年5月の4度目の防衛戦で玖村修平に敗れて失っている。2023年6月に無敗の寺田匠からダウンを奪って初黒星を付け、2025年2月にK-1フェザー級王者になった寺田と再戦したが判定負けで王座奪取ならず。3連敗を喫していたが、2026年2月に松本海翔を延長戦で破り連敗脱出。4月、大久保琉唯に判定負け。戦績は19勝(8KO)14敗1分のサウスポー。 兼田は空手をバックボーンに関西のアマチュア大会で活躍。K-1甲子園2017 -60kgで優勝。プロデビュー後もACCEL、HEAT、RKSと様々な団体でベルトを巻き、2022年1月のKrushでプロとしてK-1 GROUPに初参戦。12月に元K-1フェザー級王者・椿原龍矢からダウンを奪い、K-1 GROUP3連勝を果たす。2023年4月には中国・武林風で勝利。12月はダウサヤームにKO勝ち。2024年3月のRISEとの対抗戦では戸井田大輝をKOも、7月は寺田匠に敗北。その後は斗麗、玖村修平、銀次に3連続KO勝ち。戦績は25勝(12KO)3敗。
1Rが始まると同時に新美は前蹴りと左インカーフで前進。サウスポー同士で前蹴り、左カーフを蹴り合う。兼田はジャブを多用、右ボディも打つ。新美は左カーフを蹴り、兼田はロープを背にするもジャブと左フックを当てていく。
新美もガードの低い兼田に左フック、左ストレートをヒット。兼田は右アッパー。新美は奥足への右ローと左インカーフも蹴って兼田を下がらせる。
2R、勢いよくコーナーを飛び出した新美は右ローと左カーフ、兼田は左ストレートを当てに行く。右アッパー、左ミドル、右ボディも打つ兼田。しかし新美は下がらず右奥足ロー。ジャブを突きまくる兼田にも新美は下がらず左カーフ、右ローと徹底して足を攻める。兼田が右ボディを打つと新美は左ストレート、兼田もすぐに左フックを返す。
兼田の左ストレートをもらっても下がらない新美は徹底してロー&カーフ。新美の左フックから右ストレート、そして左フックで兼田がダウン。新美は左右の連打で兼田をロープ際まで追い詰め、右ローを蹴ると兼田の身体が大きく揺らぎ、レフェリーがここでストップした。
陰の実力者と言われていた兼田をKOした新美は「今のK-1チャンピオンより強い兼田選手に勝てました。大久保選手がチャンピオンだと思いますけれど、ぜひ僕の方が強いと証明したいので、組んでくれたら嬉しいです。誕生日だったんですけれど勝てて…(客席からおめでとうの声)ありがとうございます。次は大久保チャンピオンに勝たないと意味がないので、しっかり勝ちます。お金稼ぎたいので組んでもらえたらと思います」と、現K-1王者でリングサイドで観戦していた大久保への挑戦を表明した。
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▼セミファイナル(第7試合) Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R×中島千博(POWER OF DREAM/第10代Krushスーパー・フェザー級王者)=59.95kgKO 2R 2分03秒 ※左フック〇斗麗(WIZARDキックボクシングジム)=59.95kg 中島は極真空手で2017年第34回全日本ウェイト制軽重量級優勝、2017年オールアメリカン大会無差別級3位などの実績を引っ提げてキックボクシングに転向。2019年5月にプロデビューし、2022年1月「第10代Krushスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」を制して王座に就いた。同王座は2023年9月の2度目の防衛戦で髙橋直輝に敗れ失っている。2025年5月の「第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王座決定トーナメント」では準決勝でレミー・パラに敗れ、2026年2月は松山勇汰に判定負けで連敗中。8月には柔術大会にも出場した。戦績は11勝(5KO)6敗。 斗麗はオランダの名門Mike's Gymでも練習を重ね、2018年12月に16歳でプロデビュー。2021年2月に6戦無敗でKrushフェザー級王者・新美貴士に挑んだが、判定で初黒星を喫した。2022年8月の「K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では決勝へ進出したが、軍司泰斗にKOで敗れ準優勝。2023年12月に川上叶、2024年10月は兼田将暉に連敗を喫するも2025年11月に橋本雷汰に判定勝ちで再起。5月、ハマダ・アズマニを1Rに右ストレートでKOしてISKAユニファイドルール世界フェザー級王座に就いた。戦績は16勝(6KO)6敗。
1R、両者サウスポー。中島は右ローを多用、オーソドックスになると左ローを蹴っていく。ミドルの蹴り合いにもなり、中島は頻繁にスイッチを繰り返してミドルとローを蹴っていく。
そこへ斗麗が左ストレートのカウンターで中島を下がらせるが、中島もすぐに前へ出て左ストレートを当て返した。
2R、中島は前蹴り、右ミドル、サイドキック。中島は片足を上げる“モナ蹴り”ポーズをとって場内をどよめかせる。パンチの連打で前へ出る斗麗が左フックをヒットさせるが、中島は顔面前蹴りをヒットさせる。
中島の左ミドルに右ストレートを合わせる斗麗。その直後、中島が左ハイを蹴り、右腕で受けた斗麗は返しの左フック一閃。
中島は吹っ飛ぶようにダウンし、そのまま失神。斗麗が戦慄のKO勝ちを飾った。
斗麗はマイクを持つと「今回、60でトップでやってる中島選手に勝ったので、横山選手しかいないと思うのでもっと強くなるので僕の挑戦を受けてください」とアピールした。
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▼第6試合 Krushウェルター級 3分3R延長1R×石田 協(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)=67.40kg反則勝ち 1R 2分49秒〇那稀(拳心会)=67.15kg 石田は「協」のリングネームでKrushに出場し、2025年7月にKNOCK OUTで行われた優勝賞金100万円のKNOCK OUT-UNLIMITEDルール「KNOCK OUT FIGHTER -66.0kg 1DAYトーナメント」で優勝。8月には同じくUNLIMITEDルールでDEEPファイターの高塩竜司にTKO勝ち。約3年ぶりのKrush出場となった2026年2月、“DARUMA”健太に勝利すると、5月にはヴィクトル・アキモフからダウンを奪って判定勝利を収め、Krushウェルター級戦線で存在感を示した。戦績は4勝(2KO)1敗。 那稀は、九州のキック大会『KPKB』でキャリアを積み、8月9日の福岡大会ではダルビッシュ黒木を3RKOに下して第6代KPKBKウェルター級王座を奪取。石田に匹敵するようなパンチ主体の好戦的なファイトスタイルで5勝のうち4KOをマーク、5勝(4KO)1分と無敗を誇る。2025年12月のKrushに初参戦し、浜崎瞬太を3R1分58秒、左フックと右フックで2度のダウンを奪いKO勝利を収めた。
1R、石田はサウスポー。右ミドルを蹴る那稀に石田は左ロー、左カーフ。クリンチ状態から右フックを強振する石田。那稀は左カーフ。石田の左ボディに那稀は前蹴り。左右フックを強振する那稀に石田も左右フックで応戦し、石田が右フックをヒットさせて離れると那稀は左ハイ。
打ち合いで石田が左フックをヒットさせ、ダウンを奪ったかに見えたその時、石田がサッカーキックを放ってしまい那稀は戦闘不能に。那稀は口から血を流し、担架で運ばれた。
ダウン後の攻撃で那稀が試合続行不可能となり、石田の反則負けとなった。
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▼第5試合 Krushライト級(-62.5kg)3分3R延長1R×瑠久(RAUSU GYM)=計量不参加不戦勝〇SEIYA(POWER OF DREAM)=62.50kg※瑠久がドクターストップ。「今回はこういった形になってしまいましたが、次試合するときは期待してもらいたいと思います」
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▼第4試合 Krushウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1R〇“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ) =67.40kgKO 2R 2分48秒 ※3ノックダウン×水上陽生(POWER OF DREAM)=67.45kg
DARUMAは2022年7月からKrushに参戦。初戦はKO負けを喫したものの、10月の2戦目からは4連勝を飾った。2024年8月に海斗を右ストレートと右フックでダウンさせての判定勝ち、2025年1月には山際和希にKO勝ちしたが、4月に大石昌輝に判定負け、10月の「第11代Krushウェルター級王座決定トーナメント」準決勝では齋藤紘也に判定負け、2026年2月に石田協に判定負けで3連敗中。戦績は6勝(3KO)6敗。
水上は2020年10月からKrushに出場。2023年5月の7戦目でKO勝ちし、嬉しい初勝利を飾ったが2023年10月にDARUMAに判定負け。ポゴナ・クラブジムからPODに移籍し、約3年ぶりのリベンジマッチに挑む。戦績は2勝(2KO)8敗2分。
1R、DARUMAは右カーフを狙い撃ちし、ワンツーにつなげる。水上も右カーフを蹴るが、DARUMAがじりじりと圧をかけていく。ロープに詰めたDARUMAが右ストレートからの左フックでダウンを奪った。
2RもDARUMAは右カーフ、水上はジャブからの右カーフ。DARUMAはパンチでガードを上げさせておき、右ボディとヒザをボディに突き刺す。そして右カーフと左インカーフ。水上は左右にスイッチするが、DARUMAの右カーフで足が流れて転倒。続く右カーフでダウンを喫する。
立ち上がった水上は前へ出ていくが、右カーフで2度目のダウン。DARUMAが右ストレート、右カーフ、最後は右フックで水上をダウンさせてのKO勝ちとなった。
DARUMAはマイクを持つと「お待たせしました、勝ちました。僕、負けが続いちゃってどうしようか悩んでいたんですけれど、やるしかないなって思ってやってきました。ここで成り上がるって決めてリングに上がっているので、ここからDARUMAのストーリーを始めていくので注目をお願いします」と語った。
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▼第3試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R〇小野寺隼(K-1ジム大宮チームレオン)=59.70kg判定3-0 ※30-27、30-28×2×水谷昊代(TEAM TMT/K-1甲子園2025 -60kg王者)=59.90kg
1R始まってすぐ、小野寺の左フックで水谷がダウン。立ち上がるとサウスポーの水谷は打ち合いに応じ、小野寺は一旦セーブ。小野寺の右をかわした水谷が左フック。水谷はジャブを突き左ミドル、右で距離をとっての左ストレートを打って行く。右の前手が邪魔になる小野寺はなかなか踏み込めなくなるが、左オーバーハンドで切り込んでいく。
2R、ブロックを固めて前へ出る小野寺が右カーフと左右フック、左右ボディ。小野寺はヒザを突き上げて左右フック、左三日月。右を伸ばして距離をとり、左ストレートを打つ水谷は左三日月につなげる。小野寺はブロックの上からでもパンチを叩きつけ、前へ出て行く。小野寺は下がりながら左ストレートで迎え撃つ。
3Rも前に出て打ちに行く小野寺を、水谷は左ストレートで迎え撃つ。小野寺の右インカーフにバランスを崩す水谷。小野寺は右三日月、右ボディ、ガードを上げながら前へ出て行きボディから顔面へフックを叩きつける。小野寺は左ストレートで応戦も攻撃の手数が少ない。小野寺の左右フック、水谷も右フックを返すが小野寺の手数が目立つ。
判定3-0でダウンを奪った小野寺の勝利となった。
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▼第2試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R延長1R×山浦迅也(北斗会館)=65.00kgKO 1R 1分49秒 ※右ストレート〇石川優斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)=64.80kg
1R、ローの蹴り合いからスタート。打ち合いになると石川の至近距離での右ストレートからの左フックがよく決まる。
前に出て打ち合いに行く石川が右ストレート、左フックを次々とヒットさせ、最後は左フックから右ストレートを打ち抜き、山浦を担架に乗せた。
石川はマイクを持つと「これからもっとどんどん強くなっていくので注目と応援をお願いします」と礼儀正しくアピールした。
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▼第1試合 Krushバンタム級(-53kg)3分3R延長1R×白幡太陽(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)=52.90kgKO 1R 2分28秒 ※右ストレート〇松谷 梛(キャピタルレイズ fighting GlaNz池袋)=52.95kg
白幡は2020年INNOVATIONフライ級新人王トーナメント優勝。2022年7月からKrushに出場し、これまで2勝4敗。Krushでの前戦は2025年3月に藤田和希にKO負けを喫している。2022年10月には松谷の兄・桐と対戦して判定負け。
松谷は桐・綺の弟で2025年4月にプロデビュー。3戦目で大平龍にKO負けを喫したが、2026年5月に金太郎に判定勝ちで再起を果たした。戦績は3勝(1KO)1敗。
1R、気合い十分の松谷はスイッチしての左ミドルを多用し、左ローも蹴っていく。この左ミドルになかなか近付けない白幡だが、右カーフを蹴る。松谷が右クロスからプッシュすると、白幡がダウン。
右カーフを蹴る白幡に松谷はワンツー、松谷の左ボディには白幡が左フックを合わせる。しかし、松谷の右ストレートがクリーンヒットし、松谷のKO勝ちとなった。
松谷はマイクを持つと「1試合目からぶっ飛ばしたと思うので、今日のKrushはめちゃくちゃ面白いと思います」と話した。
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▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushフェザー級 3分3R〇近藤壮真(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)=57.50kgKO 3R 1分21秒 ※左ハイキック×ウルフ慶(翔拳道)=57.35kg
1R、サウスポーの近藤は右カーフを狙い撃ち、ウルフは早くもバランスを崩す。そこへ左ストレートを打つ近藤。ウルフは右ロー、近藤は左インカーフも蹴り、左ストレートでウルフを大きく下がらせる。
右カーフと左ストレート、さらに左ミドルと近藤がヒットを奪っていき、ミドルでは快音を響かせる。ウルフの右ローはしっかりとカット。近藤の左ストレートに思い切り右フックを振るウルフ。
2R、ウルフは左回りも近藤の左ストレートを直撃される。右カーフ、左インカーフ、さらに左ストレートと近藤が攻めていき、ウルフは右ボディストレート。左ストレートと左ローで倒しに行く近藤だがウルフはグラつきながらも倒れず打ち返す。左回りを続けるウルフ。
3R、左右フックを振り回して前へ出るウルフに近藤は左ハイ。鼻血を出しながらもどんどん前へ出るウルフの右ローがローブローとなり、一時中断。近藤の強烈な左ミドル、左三日月が入り、さらに左ハイキック。ウルフは吹っ飛ぶように倒れ、近藤のKO勝ち。ウルフは担架で運ばれた。
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▼プレリミナリーファイト第1試合 Krush女子フライ級 2分3R×こすず(K-1ジム目黒TEAM TIGER)=51.85kg判定0-3 ※28-30×3〇安川莉玖(ReBORN経堂)=51.75kg
1R、両者いきなりアグレッシブに打ち合う。こすずは前蹴り、安川はワンツーで突進する。こすずも前蹴り、右ボディストレート。安川は右ストレートを狙い、ワンツーで突進する。こすずはパンチから蹴りにつなげる。
2R、安川はワンツーの連打で突進、こすずも右ストレートと前蹴りで迎え撃つ。好戦的な安川にこすずは右ストレートを顔面とボディへ打ち分ける。安川は左ハイから右ストレート、こすずは左右ミドル。ワンツーをヒットさせる安川だが、こすずも右フックを当てる。連打で勢いがあるのは安川。
3R、思い切り右ストレートで突っ込む安川にこすずもワンツー、右フックで応戦。非ランしても前に出る安川は右ハイ、右フック、ヒザ。こすずも右ストレートを当てるが、安川は被弾しても構わず前へ出ていく。こすずも連打で前へ出て安川と打ち合う。
クリンチが全くない激しい打撃戦は、安川が判定3-0で制し戦績を3戦3勝とした。