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【UFC】5年ぶり復帰のマクレガーが69秒右足傷めホロウェイがTKO勝ち、ピンブレットがサン・ドニに失神一本勝ち、バティスタがサンドヘイゲンに判定勝ち、グリーンがブザービーターKO。ロイバルがカヴァナに一本勝ち、LH級でウィテカーがTKO勝ち、東京五輪金スティーヴソンがTKO勝ち、ライリーが14勝無敗に、バシャラートが17戦無敗に

2026/07/12 06:07
【UFC】5年ぶり復帰のマクレガーが69秒右足傷めホロウェイがTKO勝ち、ピンブレットがサン・ドニに失神一本勝ち、バティスタがサンドヘイゲンに判定勝ち、グリーンがブザービーターKO。ロイバルがカヴァナに一本勝ち、LH級でウィテカーがTKO勝ち、東京五輪金スティーヴソンがTKO勝ち、ライリーが14勝無敗に、バシャラートが17戦無敗に

(C)Zuffa LLC/UFC

 2026年7月11日(日本時間12日)、米国ラスベガスのT-モバイルアリーナにて『UFC 329: McGregor vs. Holloway 2』(U-NEXTUFC Fight Pass配信)が開催された。メインイベントは、コナー・マクレガー(アイルランド)vs.マックス・ホロウェイ(米国)の「ウェルター級・5分5R」。

▼ウェルター級 5分5R ※王座戦以外は+1lbs
〇マックス・ホロウェイ(米国)27勝9敗(UFC23勝9敗)170lbs/77.11kg
[1R 1分09秒 TKO] ※マクレガーが右足を負傷
×コナー・マクレガー(アイルランド)22勝6敗(UFC10勝4敗)170.5lbs/77.34kg

 両者は、13年8月の『UFC Fight Night』でのフェザー級以来、約13年ぶりの対戦。当時は、マクレガーが判定勝ちを収めている。

 事前インタビューで話していた通り、酒とドラッグ、暴行裁判などで疲弊していたコナー・マクレガーだが、メキシコでイボガインを用いたサイケデリック(幻覚作用のある)治療を受けて「自分の棺」や「死」や「家族の悲しみ」などをリアルに体感したことでトラウマを克服。また信仰心に目覚め、マインドセットの再構築を果たしたという。

 今回の試合に向けて、「ジムに戻り、そこに小さなベッドを置いて生活していた。文字通り練習場所で寝起きしていたんだ。練習場から出るにはマットを歩いてセッションをこなす必要があった。移動も渋滞もない、若いハングリーなライオンたちに囲まれて、自分のポジションを狙う奴らの真ん中でな。最高のキャンプだった。準備は非常に綿密に秘密主義でやってきた。アプローチやスタイルについては何も漏れていない」と、綿密にホロウェイ対策を練ってきた。5年ぶりのオクタゴン、そしてウェルター級で復活なるか。

 対する元UFC世界フェザー級王者にして、前BMF王者マックス・ホロウェイは、マクレガー戦後、13連勝。その後もアレクサンダー・ヴォルカノフスキーとの3度にわたる死闘や、イリア・トプリア戦の敗北、ジャスティン・ゲイジーとのマットを指した伝説のBMF戦など修羅場を潜り抜けてきた。マクレガーが試合から離れた5年間で多くの王座戦・メインイベントを5R戦で戦ってきている。

 会見で自信満々のマクレガーにホロウェイは、「深い海へ連れて行って、溺れさせてやる。彼が泳ぎ方を知っているといいがね」と、MMAの深海に引きずり込むとした。

 オッズは、ホロウェイがフェイバリットで、復帰戦となるマクレガーがアンダードッグ。3R以内に決着する可能性の方が高く見られている。メディアデーでのインタビュー(マクレガーホロウェイ)に続き、公開会見でも両者は火花を散らしている

◆13年ぶりの再戦はウェルター級で

 37歳のマクレガーは、元UFC世界フェザー級&ライト級で、UFC史上初の二階級同時王者。2018年10月にハビブ・ヌルマゴメドフのネッククランクで4R 一本負け後、20年1月にドナルド・セラーニに1R TKO勝ちで再起も、2021年1月と2021年7月のダスティン・ポイエーとの連戦でTKO負け。以来、試合から遠ざかっており、約5年ぶりの復帰戦となる。

 BMF王者ホロウェイは、フェザー級でアレクサンダー・ヴォルカノフスキーに3連敗後、2024年4月の『UFC 300』で当時ジャスティン・ゲイジーが持っていたBMFタイトルに挑戦。マット中央での打ち合いで残り1秒 KO勝ち。10月にイリア・トプリアのフェザー級王座に挑戦したがキャリア初のKO負けを喫した。その後はライト級に転向し、25年7月にダスティン・ポイエーの引退試合でBMF王座をかけて戦い、判定勝ち。2026年3月の防衛戦でチャールズ・オリベイラに判定負けでBMF王座を失った。34歳。

 両者は2013年8月の『UFC Fight Night: Shogun vs. Sonnen』で対戦し、マクレガーが判定3-0で勝利。マクレガーは試合中に膝の前十字靱帯断裂、内側側副靱帯損傷、半月板損傷の重傷を負い、手術を受け約1年間のブランクを強いられた。今回は、ウェルター級での復帰。13年ぶりの再戦となる。

 1R、いきなりサウスポーのマクレガーが遠間から走り込んでジャンプして左ハイキック。かわしたホロウェイ。マクレガーは飛び込んで蹴った際に右ヒザを捻ったのか、尻餅を着く。マクレガーは、立ち上がって2発目の左ミドルも再びスリップ。

 ホロウェイは中腰からパウンド。下から足を効かせようとするマクレガーの右足を掴んで左の蹴りのホロウェイは空振り。その際で右手を着いて右足を後方に下げる柔術立ちで立ち上がるマクレガー。ホロウェイは右インロー。そこに左ストレートを振るマクレガー。ホロウェイはバックステップでかわす。

 マクレガーの右前足に左右の関節蹴りのホロウェイ。マクレガーは左ストレートで踏み込むが踏ん張りが効かずに崩れてヒザを着いてしまい、そこに右で飛び込むホロウェイにガードポジションに。ホロウェイはレフェリーを見やって両手を広げて何かを訴えている。中腰からパウンドも、マクレガーの蹴り上げに立たせてスタンドに。

 攻める前に再びレフェリーに問いかけるホロウェイ。オーソに切り替えたマクレガーにホロウェイは右ロー。左足を後方に引いてサウスポー構えに戻すマクレガーだが、左足を少し上げて歩いて近づこうとして右足一本になったところで、声を出して右ヒザを押さえて後退。レフェリーが間に入った。

 試合後、ホロウェイは「おい、みんな、コナー・マクレガーに拍手を送ろう。みんな。とんでもない野獣なんだ。俺が試合を止めようとしたとき、彼は試合を続けようとした。でも。君たちはラッキーだよ。だって、『ホロウェイ対マクレガー』の3本勝負になるんだから。さあ、大金を稼ごうぜ、相棒。



(初回の蹴りでどうやら右ヒザが吹っ飛んだようだ。ただ、試合の序盤からそんな動きをするなんて、正気の沙汰じゃないし、本当に不運だった。君もすぐに気づいただろ。何かがおかしいって。そしてレフェリーに訴えてた。あそこで膝が外れるのが見えるだろ? もう一度見られたらいいんだけど)

 うん。100%。100%。あと一回必要だ。170ポンドにするために、この相手と戦うために、俺は死ぬほど頑張った。なのに、こんな結果なんて最悪だ。でも、少なくとも今はトレーニングに専念できる」と語った。

 マクレガーは右ヒザを傷めたか。試合会場を試合コスチュームのまま右足をひきずりすぐに後にしている。ホロウェイは仕切り直しの3度目の対戦を約束している(※ホロウェイ、ダナ・ホワイト代表の試合後会見はこちら)。

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