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【UFC】鶴屋怜がヴァン戦以来1年2カ月ぶり復帰戦で初回一本勝ち! 朝倉海がバンタム級でリスタート、スモザーマンと対戦。メインはソン・ヤドンvs.フィゲイレード、ペレスvs.ス・ムダルジ、UFC30戦目のヒルが元ONE王者ジンナンに完勝、アモリンがルックブンミーを1R 腕十字=速報中

2026/05/30 16:05

▼バンタム級 5分3R ※選手名からインタビュー
〇鶴屋 怜(日本/THE BLACKBELT JAPAN)MMA11勝1敗(UFC2勝1敗)135lbs/
1.23kg
[1R 3分19秒 リアネイキドチョーク]

×ルイス・グルレー(米国)11勝4敗(UFC1勝4敗)135lbs/61.23kg

 フライ級でへスス・アギラー(メキシコ)と対戦予定だった鶴屋怜(THE BLACKBELT JAPAN)の対戦相手が、アギラーの欠場により、ルイス・グルレー(米国)に変更され、バンタム級で試合が行われる。

 鶴屋は、MMA10勝1敗(UFC1勝1敗)。第8代フライ級キング・オブ・パンクラシストとして『ROAD TO UFC』シーズン2に出場し優勝でUFCと契約。24年6月の本戦デビューでカルロス・ヘルナンデスに判定勝ち。

 25年3月の『UFC 313』で、現フライ級王者のジョシュア・ヴァン(ミャンマー)と激闘の末に判定負けでキャリア初の黒星を喫した。2025年8月にはニャムジャルガル・トゥメンデムベレル(モンゴル)との試合が発表されていたが負傷欠場。今回は1年2カ月ぶりの復帰戦となる。23歳。

 試合9日前の対戦相手変更。アギラーよりも5cm高い165cmのグルレーは、MMA11勝3敗でUFC1勝3敗。レスリングがバックボーンで、LFAからFURY FCで5連勝後、DWCS2024で勝利しUFCとの契約を決めた。

 ブランドン・ロイバルの同門で、スパーリングパートナーとしてラスベガスにいたところ、DWCSに欠場者が出たため、代役出場し、ニック・ピッチニーニにスプリット判定勝ち、UFCと契約している。

 そのピッチニーニは、NCAAディビジョンIレスラーで、オクラホマ州立大時代にオールアメリカン3度、ビッグ12カンファレンスチャンピオンに4度輝くフォークスタイルレスラーだった。緊急出場のグルレーは、ピッチニーニを相手にダブルレッグに尻を着きながらスイッチで立ち上がり、際の打撃で上回っている。

 柔術茶帯の極めのグラップラーのアギラーから、レスリングがバックボーンでディヴィジョン2で2位の実力を持つグルレーに変更となった鶴屋はいかに戦うか。

 対レスラーに強いグルレーは、テイクダウンの圧力のなかで、歩くように放つパンチは前に出させると危険で、組みながらのダーティーボクシングも得意とする。テイクダウン後のパウンドの強さも特筆すべき点で、わずか1週間前の5月17日の前戦では、ダニエル・バレスをジャーマンスープレックスで投げるなど、インパクトを残した。

 オデー・オズボーン、アギラー、アルデン・コリア戦の3連敗から脱出したばかりのグルレーだが、打ち終わりを被弾することもあり、鶴屋は打撃の進化も問われるところだ。

 そして、DWCSの時と同様に緊急参戦を厭わないグルレーは、前戦から2週間で身体のキレ、試合勘のあるまま、激しい減量苦を伴わないバンタムという体重で、現王者ジョシュア・ヴァンを手こずらせた鶴屋の首を狙ってくる。

 戦績以上に警戒すべきグルレーを相手に、陣営の鶴屋浩TBJ代表は、「21日朝に対戦相手がアギラーからグルレーに変わりました。アギラーが怪我したという報告を見て、その時は試合が無くなるかもしれない、とゾッとしたんですけど、相手が変わったということで、それならば基本的には誰でも問題ないということで受けました。もちろん、本来のフライ級でやりたいですけど、急なこともあり、バンタム級戦でも仕方ない、試合をやる以上、こういうことはあることなので、常に何かトラブルは絶対あるっていう覚悟をして準備をしてきました」と対戦相手変更の経緯を語る。

 そして「対戦相手のグルレイは基本的にはレスリングベースのグラップラーで、バンタムで警戒するところもありますが、戦績を見ても、怜には『この選手に負けるようなら、UFCの上でも勝てないから、もうこのあたりの選手とは誰とやってもいい』と伝えています。しっかり勝って、今年もう1、2試合やりたいので、どんどん試合をこなしていきたい」と、フライ級トップ戦線を目指す上で、変更のアクシデントも含め、越えるべき相手とした。

 1R、サウスポー構えの鶴屋にオーソのグルレー。右ジャブを刺す鶴屋は左も打ち込む。右インローのグルレーに左を当てて崩れたところにバッククリンチ。背後から右ヒザ! 片ヒザ立ちのグルレーに右足だけをかけて崩しながら左手首をコントロールして右のパウンド!

 さらに両足をかけてバック。リアネイキドチョーク狙いも、腰をずらしたグルレーに解除バックから持ち上げてテイクダウン。立ち上がり際にバック、先に腕を巻いてアゴ上からリアネイキドチョークを絞めて両足フックで真後ろに。最後はボディトライアングルで絞めてタップを奪った。

 試合後、鶴屋は「チョークをこの1年4カ月の間、相当気合いれてきたんで自信をもっていたんで、極められてよかったです。打撃も全然いけるかなと思ったけど、やっぱ得意な展開を狙えてやっぱなんか行っちゃったス(笑)。まあ、でも一本取れてよかったです」と語った。また、バックステージでは試合1カ月前に足首を骨折し、手術したことを明かしている(※試合後U-NEXTインタビュー)。

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