2026年7月6日(月)、日本女子ムエタイ界の第一人者である伊藤紗弥(尚武会)が今年2月以来となるInstagramを更新。約1年ぶりに復帰することを告知した。
伊藤は「お久しぶりです。体調を崩してから約一年活動をしていませんでしたが、試合が決まり復帰します!」と、試合が決まったとする。
まずはファンへのお礼を述べ、「最後に自分が挑戦したい舞台、戦いたいリングで頑張ろうと決めました。それに伴い周りの方々が動いてくださったことに心から感謝し、自分のベストを尽くせるよう努力したいと思います!」と、長いキャリアの最後を飾る舞台での挑戦をするという。
「ここまでくるのに沢山の人に助けてもらい、サポートしていただき今があります。自分なりに恩返しができるよう精一杯頑張りたいと思います。今後も応援宜しくお願い致します」と、ラストスパートへ向けて応援を呼びかけた。
伊藤が所属する尚武会のInstagramでは「8月14日久しぶりに出場します」と、伊藤の試合が8月14日(金)に行われると告げている。国内のキックボクシング・ムエタイイベントの予定はなく、海外での試合となることが濃厚だ。
格闘技人生最後に欲しいベルトはラジャダムナンスタジアムの女子王座だとしていたが、『RWS』は土曜日開催のため違うようだ。2021年頃には「ムエタイルールでONEに出てみたい気持ちはあります」とONE参戦を希望し、オープンフィンガーグローブマッチも1試合行ったことがある伊藤。その時には「これではONEの選手には100%勝てないと思いました」とコメントしている。
一緒に練習している藤原乃愛(尚武会フジワラジム)は『ONE Friday Fights』に出場しており、伊藤も藤原の後を追うのか。正式発表が待たれる。
伊藤は小学生時代からジュニアキックで数々のタイトルを獲得。那須川天心とも2度対戦したことがある。2012年12月には中学2年生にしてタイでWPMF女子世界ピン級暫定王座に就いた。その活躍ぶりから“天才ムエタイ少女”としてテレビを始め多くのメディアに登場。
2014年4月に国内で正式にプロデビューを果たすと、国内外の強敵を相手に快進撃を続けWPMF・WMC・WBCムエタイと女子世界王座の三冠を制覇。2021年4月にBOM女子ピン級(-45.53kg)初代王座、11月にBOM女子ライトフライ級(-48.98kg)王者になると、2022年5月にはナムワンを破りIPCC世界女子アトム級王者となって世界四冠王に。
2022年10月にはさらに上の階級である-50kgで『MUAYTHAI SUPER CHAMP』のトーナメントに参戦も決勝で涙を飲んだ。2023年12月には憧れの場所であったラジャダムナンスタジアムで初勝利。2024年4月の『RWS JAPAN』で元K-1王者のパヤーフォンから勝利を収めたが、10月の『RWS』で初代ラジャダムナンスタジアム認定女子ミニマム級王座決定戦を懸けての再戦でリベンジを許した。