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【KNOCK OUT】木村ミノルと20歳の鈴木悠斗が対戦相手そっちのけの舌戦「俺と向かい合うことになったら、何がスターか、何が本物のプロフェッショナルなのか見せてやるから楽しみにしておけよ」(木村)「木村選手は口だけ」(鈴木)

2026/07/14 20:07
 2026年9月5日(土)神奈川・横浜武道館『REMY presents KNOCK OUT.68~KNOCKIN'on the WORLD~』(U-NEXT配信)の対戦カード発表記者会見が、7月14日(火)都内にて行われた。  KNOCK OUT-UNLIMITED -75.0kg契約3分3Rで、木村“フィリップ”ミノル(Battle-Box)vs.宮原穣(MIYAHARA DOJO)と、スパイク・カーライル(アメリカ/Naughty House)vs.鈴木悠斗(パラエストラ八王子)の2試合が決定。  木村は、2020年3月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」を3試合連続KOで制し、K-1王者に。2021年12月の初防衛戦で和島大海に敗れて王座を失い、ボクシング転向を表明していたが、2022年12月の『INOKI BOM-BA-YE×巌流島』で電撃復帰。矢地祐介を1RでKOして強烈なインパクトを残した。2023年3月『KNOCK OUT』でのクンタップ戦は1Rわずか32秒でKO勝ち、6月24日の『RIZIN』ではロクク・ダリも1RでKO。  しかし、試合後のドーピング検査で陽性反応が出たことが9月の記者会見で発表され、矢地戦、クンタップ戦、ダリ戦はいずれも無効試合に。2024年3月のRIZINにて復帰戦を行い、ブアカーオを1Rは追い詰めるも2RにKO負け。2024年5月の『巌流島』ではセネガル相撲アマドゥ・ディアを63秒でKO。10月にはRISEの『FIGHT CLUB』でYA-MANとのOFGマッチが決定していたが、大会2日前に木村が大麻取締法違反(懲役6カ月、執行猶予3年)で逮捕されて中止となった。  2025年9月の「K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント」に電撃復帰すると、開幕戦でメイソン・ストロッドマンを1R1分15秒でKOしたが、11月の決勝トーナメントは負傷欠場。2026年4月、KNOCK OUT沖縄大会でUNLIMITEDルールに初挑戦も、スパイク・カーライルに1Rわずか26秒でKO負け。6月に草MAXを1Rわずか8秒でKOして再起を果たした。  宮原は極真空手出身で、極真館全日本選手権を始め多くのフルコンタクト空手全日本大会で優勝、2019年KWU世界選手権80kg級準優勝。2024年北斗旗全日本空道選手権でも男子260+クラスで優勝を果たして世界選手権にも出場した。近年はKARATE COMBATにも挑戦。蹴り技を得意とする。2025年12月、KNOCK OUTに初参戦してスパイク・カーライルとUNLIMITEDで対戦も、KOで敗れた。2026年6月、神保克哉にTKO勝ちでKNOCK OUT初勝利。  カーライルはUFC、Bellatorで活躍し、2022年からはRIZINを主戦場にしてきた。RIZINでは、武田光司、キム・ギョンピョをチョークで絞め、ホベルト・サトシ・ソウザ 、AJ・マッキーにも極めさせないグラップリング力を持つ。16勝のうち8つのサブミッション、7つのKO、実に15フィニッシュという決定力を誇る。2025年9月にはパンクラスに参戦し、村山暁洋に1R2分7秒でTKO勝ち。  2025年12月、KNOCK OUTに初参戦してKNOCK OUT-UNLIMITED -77.0kg契約で宮原穣を1R2分21秒でTKOに仕留めると、2026年4月には木村“フィリップ”ミノルを26秒でKO。  鈴木は17歳で2023年7月にパンクラスでプロデビュー、2024年ネオブラッド・トーナメントでライト級優勝を果たした。デビュー戦こそ水杉泰誠に判定勝ちも、上田智大、クリス、原田直人、平信一、小川道的にいずれもKO・TKO勝ち。そのうち1R決着が4つというフィニッシャーだ。2025年7月、ラファエル・バルボーザのスピニングチョークに初黒星を喫した。KNOCK OUTには今回が初参戦。  カーライルを除く3名が会見に出席し、まだ20歳の鈴木は「この同じ階級の人たちは自分とやっても勝てないと思うので。楽勝にKOできると思います」、木村vs.宮原の勝者と対戦する可能性があることを聞かれても「2人とも多分自分に勝てないと思うので、特に気にしてないですね」と豪語。  これに木村が「一番端に座っている鈴木さん? 若いし、自分がスターになると思ってここまで来てると思うんですけど、僕が見てきた中では見た目は普通だし、そんなスター性も感じないし、本当に実力で見せないと消えるぞという感じの見た目をしてるんで。あと、俺と向かい合うことになったら、何がスターか、何が本物のプロフェッショナルなのか見せてやるから楽しみにしておけよ。マジでお前は!」と、語気を荒げて分からせてやるよと言い放つ。  すると鈴木は「木村選手は口だけなんですよね。木村選手とか見た目のどこが? ステロイド疑惑でそんなん言われている人に何も言われたくないですけどね」と、さらに挑発を続ける。  木村は「そんなの昔の話。やってもいないよ」と返すが、鈴木は「ステロイドやってても自分はやってもいいですけどね。全然試合したいくらいです。そんな中、見た目どうこう言ってる割には、打たれ弱くないですか?」と不敵な発言。 「お前の実力を疑ってるんだ」と木村が言うと、鈴木は「今回の試合を見てもらえれば分かると思うので、ちゃんと見ててください」と返答。木村は「ちゃんと見せてくれよな。俺も見せるから。じゃあ、次な」と、互いに勝ったら次は対戦しようと宣戦布告。鈴木も「分かりました」と同意した。  因縁が勃発した木村と鈴木。その前に、木村は宮原、鈴木はカーライルをクリアしなければならない。UNLIMITEDの-75kg戦線がアツくなりそうだ。  なお、会見の冒頭では山口元気KNOCK OUT代表より「木村選手が出てくるたびに言われるんですけども、木村選手はちゃんとドーピングチェックをクリアしてます。ちゃんと陰性で結果が返ってきてます。また今回もしっかりドーピングチェックやるので、皆さんは本当に安心してもらっていいと思います」と、前回行ったドーピングチェックは陰性だったことと、次回も検査を実施すると発表した。 [nextpage] <質疑応答の全文> 鈴木「今回、UNLIMITEDルール初参戦ということで、相手もカーライル選手で結構強いんですけど、自分の方が圧倒的に強いと思っているので、派手なKOをして盛り上げたいと思います」 宮原「めちゃくちゃ自分の中で大きな試合が決まったなと思ってて、この先を本当に左右する戦いだと思ってます。この試合は木村ミノルの試合として注目されると思うんですけど、自分が勝った方がみんなを驚かせる結果になると思うし、KNOCK OUTを盛り上げられると思う。話題になるのは感謝しつつも、自分のやりたいことをしたいと思ってます」 木村「まずこの試合、すごく宮原選手も強くて、前回の試合も激しい試合をして勝ってすごいと思いました。で、終わった後の試合後インタビューでも、ぜひ俺とやりたいってのを聞いてたんで、すごいいい試合になるなと思いますし、気合い入れてこの試合準備していきたいなと思ってます。この階級でUNLIMITEDのタイトル戦線とかも盛り上がっていったら、自分が主役にならないといけないと思うので、強く気合い入れて自分が獲っていきたいと思います」 ――相手選手の印象、一番相手のここに気をつけたいという点について教えてください。 鈴木「特にないですけど、相手のいいプレッシャーや勢いにのまれないように、自分からプレッシャーかけてやっていこうかなと思います」 宮原「印象は世間の皆さんと同じ印象で、パンチが強い選手だなというのと、昔から活躍してる選手なんで、本当に実績のある選手だなと思ってますけど、自分も気合い入れて身体の全部を使って倒しに行こうと思ってます。何でもやります」 木村「印象は極真空手スタイル。パワーがあってフィジカルが強くて、キックとか。KARATE COMBATの試合も見たりして。そういう空手家らしい身体が頑丈で強いタイプかなって思いますね。でも自分とすごい噛み合うと思うんで、一撃入れて沈めたいと思ってます」 宮原「一発で終わったら噛み合ってないじゃないか」 木村「噛み合うから、一発で。まあ、見てて。こういう感じねってなるから」 ――鈴木選手、先ほどから自信に満ちた発言が目立ちますけども、ここまでMMAをやられてて、UNLIMITEDの戦い方だったりとか、ルールの細かい違いだったりとかっていうのは、かなり研究はされてる感じですか? 鈴木「大まかなルールは調べたんですけど、殴って倒せばいいだけなんで、そこまでこだわりは特にないですね」 ――今までやってきてることで問題なく勝てる? 鈴木「多分楽勝だと思います」 ――ではこの先、KNOCK OUTでどうしたいっていうのは考えてますでしょうか。 鈴木「次の試合に勝って決めたいと思うんですけど、この同じ階級の人たち、自分とやっても多分勝てないと思うんで、楽勝にKOできると思います」 ――宮原選手と木村選手、先ほどから山口代表からもカーライル選手の名前が出ていますけども、勝った先にあるリベンジマッチに関しては改めていかがでしょうか。 宮原「もちろんやれるならやりたいし、自分は日本での初めての試合がカーライルなので、本当に恥かいたので。それをずっと覚えていて、そこを払拭したいなっていう気持ちがあるので、やり返しに行きたいですね。そのために本当に勝たなきゃいけないし、お互い負けている同士なので、どっちが挑戦権をつかむのかみたいな見方で見てもらえたらなと思います」 木村「自分もリベンジは間違いなくしないといけないと思いますし、そこに向けてそういう気合いが入ってます。それを見据えて、集中してトレーニングをしているのもあります。でもそこまでにね、まずこの生意気な2人をぶっ倒さないといけないなら、それはそれで、それをやってからリベンジしに行こうかなと思います」 ――鈴木選手、先ほどからすごい自信を感じるんですが、スパイク・カーライルという名前があって、しかも実績のある選手なんですけど、そこまで自信がある根拠、自信の裏付けというのは何でしょう。 鈴木「根拠ですか。自分が鈴木悠斗だからですかね。自分は生まれた時から他の人とはちょっと違うと思ってるんで、外人とか強豪とか言われてるんですけど、あっちからしたらこっちも外人なんで、そこでしばいたら俺はより強い外人かなっていうふうに思ってるんで。ただそれだけです」 ――あと、同じ75kgとは思えないぐらいデカいんですけど、今何kgぐらいあるんですか? 鈴木「今98kgくらいですかね。つい最近まで110kgあって、ちょっと今減量中です(笑)」 ――宮原選手、木村選手といえばパワフルなパンチなんですけども、このパンチに対して、自分は何で対抗しようと考えていますか? 宮原「本当に身体の全部ですね。頭でもいいし、本当に全部使って対抗しようと思ってます。自分はそんなに強くないんで、パンチ一つ取っても武器があるわけじゃないんで。ただ、試合当日はちょっと強くなる。それは会場に来てくれる応援団だったり、見てくれる人とかね。気合いを自分に入れてくれるんで、当日は強くなる。その日の強さで対抗します」 ――前回の試合後のコメントですでに木村選手の名前を出していて、その時点でもう勝てると思ったから名前を出したのか、それとも単純に戦ってみたいと思ったから名前を出したのか。 宮原「戦ってみたいっていうのがまずありましたね。木村選手が沖縄大会の会見で出てきた時に、やるだろうなと思ってたので。カーライルとやって、さすがに負けるとは思ってなかったけど、木村選手と戦うっていう世界線もあるなと思ったので。自分からしたらずっと見てきた選手だし、挑みたいなっていうか。それは男としてというか、強い人と戦いたいっていうのがあるので、そういった意味で名前を出しました。それがKNOCK OUTが盛り上がるためのカードだと思ってました」 ――木村選手、ブラジル人ですけど、日本人同士の対決ということで、リスクというものもあると思うんですけど、その辺はどう考えてますか? 木村「どこにフォーカスするかっていう話だと思うんですけど、そこのリスクはあまり正直ずっと考えたことなくて。この盛り上がってるKNOCK OUTの中で宮原選手も戦っていい試合を残して、激しい試合をやって、みんなの印象にも残っている選手だと思うし。そういう選手とKNOCK OUTの中でやるっていうことにフォーカスしてて。それはもう盛り上がるカードだと思うし、ストーリー性のあるちゃんといいカードだと思うので。この階級はこれからカーライルも入れて、みんなで誰がタイトル獲るかっていう時になった時には、そこはあんまり関係ない部分だと思うので。誰とやってもリスクはあるし、誰とやっても負けるリスクはつくって考えたら、そこまで。逆に気持ちいい選手を用意してくれてありがとうございますっていう感じです」 ――前回は本当に一発で終わってしまいましたけど、今回はどういうのを見せたいって考えてますか? 木村「一発で倒せたら一発で倒したいですけど、そこをしっかり耐えてくれる選手な感じもするんで。激しい試合になってもスカッとする試合になっても、自分は最後までKOしに行く、最後の最後まで諦めずにKOしに行くっていうところを自分の今回の課題として思ってます。絶対にKOしたいですね。ボコボコで、絶対失神KOさせたいです。やっぱり選手は誰もが最初は自信を持ってくると思うんですけど、誰かに折られないといけないと思うので、折ってあげたいなって。僕に折られたら光栄だと思うので、ぜひぜひKNOCK OUTしてあげたいと思います」 ――宮原選手、光栄ですか? 宮原「光栄ですけど、KNOCK OUTできなかったらどうしましょうか?」 木村「何か賭けろってこと? じゃあ、KNOCK OUTされたらどうする?」 宮原「この場にいる人に決めてもらっていいです(笑)」 木村「KOしてあげますよ。俺が」 宮原「みんな絶対倒すとかいろいろ口では言ってるんですけど、木村選手はそれを体現する選手なんで。口だけの選手じゃないと思うんで、面白い試合が見られると思います」 [nextpage] ――鈴木選手、今回勝てば木村選手と宮原選手の勝者と今後やる可能性も十分あると思うんですけど、どちらやりたいとか考えてることありますか? 鈴木「いや、特にないですね。2人とも多分自分に勝てないと思うんで、特に気にしてないですね」 ――最後にファンへひと言。 鈴木「今回初参戦ということで、相手も強いんですけど、自分の方がもっと強いんで。ちゃんと瞬きせずにしっかり見といてください。お願いします」 宮原「めちゃくちゃチャンスもらったなと思ってますし、自分が勝ってKNOCK OUT盛り上げます。自分もこの先、この試合の結果で本当に変わると思ってるんで、気合い入れて張り切ってぶっ倒しに行きたいと思います」 木村「見てくれるファンの皆さんには、めちゃめちゃ面白い試合をするっていうのを約束します。宮原選手も気持ちいい、男同士の試合しましょう。楽しみにしています。あと、一番端の鈴木さん? 若いし、自分がすごいスターになると思ってここまで来てると思うんですけど、僕見てきた中では見た目は普通だし、スター性も感じないし、本当に実力で見せないと1年で消えるぞって感じの見た目してるんで、覚悟を持ってね。あと、俺と向かい合うことになったら、何がスターか、何が本物のプロフェッショナルか見せてやるから楽しみにしとけよ。マジでお前は」 鈴木「多分口だけなんですよね、木村選手とか」 木村「どこが口だけなんだよ。ここまでやってきたよ、俺は」 鈴木「ステロイド疑惑でそんなん言われてる人に、何も言われたくないですけどね」 木村「そんなの昔の話。やってもいないよ」 鈴木「ステロイドやってても自分やってもいいですけどね。全然試合したいくらいですけどね。そんな中、見た目どうこう言ってる割には打たれ弱くないですか?」 木村「見た目どうこう言ってる割には? お前の実力を疑ってるんだ。お前はどんだけのもんだって」 鈴木「今回の試合を見てもらえればわかると思うんで、ちゃんと見ててください」 木村「OK。ちゃんと見せてくれよ。俺も見せるから。次な」 鈴木「分かりました」 宮原「俺は?」 木村「頑張ろうな」 宮原「僕は一人でリングでシャドーでもしますか。置いていかれたんで。まあ4人で盛り上げましょう」
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