2026年7月18日(土)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Fight Night 45』(U-NEXT配信)の全対戦カードが発表された。今大会はMMA5試合、ムエタイ4試合で構成される。
メインイベントは、ルーク・リッシ(米国/Dubuque Martial Arts Group)vs.モハメド・ユネス・ラバー(アルジェリア/Team Mehdi Zatout)のONEフェザー級(-70.3kg)ムエタイ3分3R。
30歳のオールラウンドファイター・リッシは調子を落としており、2025年11月に行われた前回の試合で、当時まだONEフェザー級ムエタイ暫定世界王座を獲得していなかったニコ・カリロにTKO負けを喫している。一方、アルジェリア出身の強打者ラバーは2015年7月のシャドウ・シンハ・マウイン戦でアイポークをしてしまい、試合はノーコンテストとなり、期待通りに試合を終えることができなかった。
そのため、この試合は両選手にとって自信を取り戻し、再び勝利を掴むために非常に重要なものとなる。
コ・メインでは、“黒虎”スーブラック・トー・プラン49(タイ/NP Suablack)とスティーブン・アービン(スコットランド/Deachkalek Muay Thai Academy)がONEフライ級(-61.2kg)ムエタイ3分3Rで対戦。
攻撃的なスタイルで知られる29歳のスーブラックは、3月のキックボクシングマッチで陽勇に初回TKO負けを喫してパコーン戦に続く連敗中であり、今回の試合で勝利して連敗を止める必要がある。陽勇戦ではフライ級のリミットを2.2kgもオーバーしてしまったが、今回もフライ級で実力を証明しようと意気込み、得意とするムエタイルールで戦う。
本戦初出場となる25歳のアービンは、8カ月の休養を経てリングに復帰する。前回の試合は2025年10月のONE Friday Fights 128で、ランボン・S・セラパットを初回KOするという圧倒的なパフォーマンスを見せた。5連勝(2KO)により本戦契約を獲得し、今回の試合が世界舞台での初戦となる。
第5試合はONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ3分3Rで、フェリペ・ロボ(ブラジル/Revolution Muay Thai Phuket)がドミトリー・コフトゥンと対戦。
ロボは2020年9月からONEに参戦すると、2022年3月には挑戦者の欠場を受けて急遽当時の王者であるノンオーの挑戦者に抜擢されたがKO負け。2024年2月にONEバンタム級ムエタイ世界王者ジョナサン・ハガティーに挑戦し、多彩なボクシング技術でハガティーを苦しめ、右アッパーで先制のダウンを奪うも3Rに逆転TKO負けを喫した。2024年8月にナビル・アナンにも判定で敗れたが、2025年2月にセーマペッチとの再戦でTKO勝ち。9月にクラップダムに判定負け、2026年5月にはノンタチャイにも判定負けと連敗中。
コフトゥンは幼い頃からスポーツや武術に取り組み、極真空手では緑帯を取得。14歳でムエタイを始め、16歳でプロデビュー。2024年8月、ONEに参戦するとフェラーリに判定勝ち。2戦目ではノンタチャイにKOで敗れるが、スーブラック、ソー・リン・ウーに連勝。2025年9月、ランキング入りを懸けてバンタム級4位だったランボーレックに挑んだが、TKOで敗れた。12月に鈴木真治、2026年4月にモハナド・バットブーティに判定勝ちで連勝中。
そして第3試合では、ONEフライ級(-61.2kg)ムエタイ3分3Rでブラック・パンサー(タイ/Team Mehdi Zatout)とショーン・クリマコ(フィリピン/米国/Smash Fighter/Woodenman Muay Thai)が対戦する。
26歳のブラック・パンサーは、5連勝中で2人の対戦相手をKOするなど絶好調だ。4月にフライ級のリミットを2.7kgもオーバーし、ディエゴ・パエスに判定勝ち。今回の試合で6連勝を目指し、この階級のトップファイターとしての地位を確固たるものにしようとしている。
2023年の『ロード・トゥ・ONE USA』チャンピオンであるクリマコは、ONEで4回試合を行い2勝を挙げている。直近の戦績は、2025年5月にアキフ・グルサダに判定負け。1月にヨハン・ガザリと対戦する予定だった が、怪我のため欠場を余儀なくされた。今回は万全の体調で復帰し、ブラック・パンサーの勢いを止め、ONEで戦うにふさわしい実力を持っていることを証明したいところだ。