MMA
レポート

【RTU】2日目、日本勢は全敗。エフェヴィガが2Rのピンチ凌ぎ3R反撃も豪州マーファンに判定負け。神谷が初回ガス欠で2R TKO負け。井村が初回極め切れずKO負け。伊藤が接戦も判定負けで1回戦敗退。佐藤も1R TKO負け、中国同門対決の昨年フェザー級決勝はズー・カンジエがシエ・ビンとの接戦制して優勝

2025/05/23 20:05

▼第2試合 ライト級(65.8kg以下)5分3R
〇キム・サンウク(12勝3敗、韓国)156lbs/70.76kg
[2R 3分53秒 TKO] ※クルスフィックスからパウンド
×神谷大智(6勝1敗、日本)155lbs/70.31kg

 神谷は6勝0敗1NCの25歳。BRAVE所属。2023年にPANCRASEライト級コンテンダーの天弥と対戦し、反則のグラウンドヒザで勝利の辛勝も、その後も2連勝。2024年6月の西尾真輔戦のノーコンテストを経て、10月に豪州Eternal MMAに初参戦し、レイマート・クィンタナをおたツイスターに極めてタップを奪っている。2025年3月にドム・マーファンとEternal MMAライト級王座次期挑戦者決定戦が組まれるも、キャンセル。ともに今回のRTUに出場を決めている。

 対するキム・サンウクは11勝3敗の31歳。2023年RTUベスト4。2023年のAFC 24 x HEAT 51で山田聖真に判定勝ち後、RTU1回戦で丸山数馬にダースチョークで一本勝ち。準決勝で優勝したロン・チューと対戦し、判定負け。2024年6月ZFNで佐々木信治に判定勝ちしている。

 1R、サウスポー構えの神谷、オーソのサンウクに左を入れて組んで引手を掴んでから組み直し、足払いでテイクダウン! サンウクの立ちに四つ組み。首投げからバックにつかれそうになるが、足をかけさせずにトップに。立つサンウクのを足技でこかせてニアマウントに。しかしサンウクは足を効かせる。中腰で腰を抱いて引き出そうとする神谷に、左小手のサンウク。

 右足をかけてパウンド。相手右手でこつこつ殴るサンウクに、力を使ってボディロックで崩す神谷。すぐに立つサンウクが前に。左前蹴りもつかむサンウク。首相撲ヒザ狙い。右のダブルのサンウクに、左ミドルを返した神谷はダブルレッグで走り込んでテイクダウンもすぐに体を返してトップはサンウク。神谷に疲労が見える。

 2R、右ミドルを当てるサンウク。続くミドルを掴んでテイクダウンの神谷にスクランブルからバックに回るのはサンウク。ニアマウントからパウンドでバックマウント。中腰で立ち上がる神谷は前にサンウクを落とすが、立つもガードが上がらないほど疲弊。首相撲ヒザ、左右を連続で被弾、止められてもおかしくないなか、クルスフィックスに固めたサンウクがパウンド。レフェリーが間に入った。

 2日目ここまで日本勢は全員敗退。「柔術は黒帯じゃなく茶帯。5千ドルのボーナスを結婚資金にしたい。ダナ、俺は戦いのために来た。俺を選んでくれ」と語った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント