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レポート

【Krush】1Rにダウンを奪われた上遠野寧吾が3Rに逆転KO勝ちで新王者に、齋藤紘也が作戦勝ちで新王座に就く、天野颯大がバズーカ巧樹を延長戦で破る、昇也がハイキックでKOも体重超過で無効試合に、瓦田脩二がKrushで5年3カ月ぶりの勝利、上野奏貴がダウンを奪い小森玲哉に勝利

2025/12/19 17:12

▼第6試合 Krushライト級 3分3R延長1R
―昇也(士魂村上塾/第4代Bigbangスーパーライト級王者)
無効試合
―KOTARO(RICE GATE)


 昇也は、2019年12月の王座決定戦で勝利して第4代Bigbangスーパーライト級王者に。その後はKrushにも定期参戦し、2025年2月はKrushライト級ワンデートーナメントに出場して一回戦で伊藤健人からKO勝ち、準決勝で西京佑馬と激闘を展開した。8月のBigbangではポッシブルKに判定負け。戦績は23勝(9KO)14敗。


 KOTAROは今回がKrush初参戦で戦績は8勝(6KO)4敗。

 昇也は前日計量で800gオーバー。これを受け、Krush実行委員会で両サイドと協議した結果、以下の形にて双方合意の上、試合は実施されることとなった。①第1R、昇也は減点1から試合開始。②グローブハンデとして、KOTAROが8オンス、昇也が10オンスのグローブを使用する(本来は双方とも8オンス)。③昇也はファイトマネーから20%没収となり、そのままKOTAROに支払われる。④この試合においてKOTAROが勝利した場合のみ公式記録となる。(※それ以外の場合はすべて無効試合)


 1R、前に出て打ち合いに行く昇也は左フック空振りからのバックハンドブロー。手数は昇也が多いが、KOTAROも右フックやジャブ、前蹴りを当てる。コーナーへ詰めて左ボディを打つ昇也に、KOTAROはすぐに回り込んで右を打つ。


 2R、KOTAROは二段飛び蹴りを繰り出し、すぐの前蹴りで昇也を下がらせる。しかし、すぐ前へ出る昇也が下がるKOTAROへ左フックからの左ハイキック一閃。昇也はすぐに四方へ向かって土下座した。


 規定により、この試合は無効試合となる。

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