▼GLADIATOR KICKルール 70kg契約 3分3R
〇荒尾祐太(チーム吉鷹)69.6kg
[判定3-0] ※30-27×2, 29-27
×ペ・ジョンフン(ティム・マッド ジョン・グァン/韓国)69.7kg
SB日本スーパーウェルター級5位・荒尾祐太(チーム吉鷹)が出場。
SB伝説の漢・吉鷹弘率いるチーム吉鷹所属の荒尾は、極真空手仕込みの蹴りを得意とし、180cmの長身から繰り出される右ミドルとストレート、さらに近距離ではヒザと穴のないファイトスタイルで2023年11月のプロデビュー以降、5連勝。今年8月にはSB本戦初登場で現SB日本スーパーウェルター級王者・都木航佑と対戦し敗れはしたが、再延長にもつれ込む接戦を繰り広げた。
再起戦となった前戦9月の『GLADIATOR 032』ではMMAファイターのハンセン玲雄(総合格闘技道場Reliable)とOFGマッチで対戦し判定勝ちを収めている。
GLADIATOR連戦が決まった荒尾は今大会ではペ・ジョンフン(韓国)との対戦が決定し、「9月に引き続きこのような素晴らしい大会に参戦させていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。対戦相手のペ・ジョンフン選手は動画を見た感じ力強いパンチを武器にしている選手でした。勢いのある素晴らしい選手だと思います。できることは全てやってきたので、自分自身を信じ、良い日にしたいと思います」と意気込みを語っている。
1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローはジョンフン。荒尾は鋭い右ハイを見せる。さらに左ハイの荒尾は右ロー。左ミドル。詰めるジョンフンは左右フック。荒尾は右ロー。ヒザ蹴りを突いて、左ジャブ、さらに左ヒザでダウンを奪う。
立ち上がったジョンフンに右三日月蹴り。さらに右ハイをかすめる。下がったジョンフン。荒尾は左前蹴りを腹に。さらにヒザ蹴りも掴みからのヒザで「注意」。左前蹴りの荒尾。左右ミドル。ジョンフンの左ハイをかわして左ミドルハイをガード上に突く。
2R、右ローから入るジョンフンに左ハイの荒尾。右前蹴り、左ミドル。ジョンフンは左右ロー。荒尾はワンツーから右ハイに繋ぐ。ブロッキングのジョンフンはインファイトでアッパー。突き放す荒尾は左前蹴り。ジョンフンの右ローをかわして左ハイ。左のミドル、前蹴りを蹴り分けて前に。右ハイを肩口で受けたジョンフンがこかす。左ミドルハイでジョンフンの右腕を殺す荒尾。
3R、詰めて首を押さえてヒザの荒尾。左右前蹴りに、ジョンフンは左フック。しかし荒尾の右ローに後退。ジョンフンも右ローを返すが、今度は右ハイの荒尾。右ローを上下に打ち分け、右の相打ち。離れ際に左ハイも当てるが、ジョンフンは前に。間合いを取る荒尾は右ロー、左前蹴り。
詰めるジョンフンは右フックを当てるが、そこにテンカオは荒尾。左右ミドルを打って、右ハイも。右ローにジョンフンも右を合わせてゴング。判定は3-0(30-27×2, 29-27)で荒尾が仕留めきれずも危なげなく勝利。











