2026年2月1日(日)大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場で開催された『Krush.186 ~in OSAKA~』の第6試合で、驚きの“新必殺技”によるKO劇が見られた。
その必殺技とは、「第10代Krushバンタム級王座決定トーナメント」の1回戦で大輝(DK9)と対戦した石郷慶人(SHINE SPORTS CLUB)が放った蹴り技。石郷は開始から15秒、1発目のその蹴りを放ち、2発目で完全に効かせてラッシュ。3発目で1Rわずか42秒でKO勝ちした。
石郷が放ったのは、三日月蹴りの要領で中足(足の指の付け根部分)でスネの横部分を蹴る技。大輝はこの技をもらってダウン、立ち上がろうとしたが右足をマットに着くことが出来ず再び倒れ、担架で運ばれた。
解説を務めていた卜部弘嵩も最初はカーフキックと認識していたが、スローVTRが流れると「違うな。そういうのがあるんだ。中足で蹴ってるんですよね。ああいう技もあるんですね」と驚きのコメント。卜部は自身のSNSにて「カーフキックは、禁止にしていい技だと思う。あれは人体を破壊する技で一度破壊された選手は、しばらく戦いに戻れない。戦闘不能にし、選手生命を奪う技。武道としては理解できる部分はあるが、競技としては疑問が残る」と投稿し、ネット上で議論を巻き起こしたことがある。
試合後のコメントで、石郷は蹴りについて聞かれると「あれは最近、与座キックとかカーフキックとかめっちゃ流行ってるじゃないですか。それを自分なりに考えて、やっている人は多分いると思うんですけれど、今日の昼夜のKrushも含めてやっている人が一人もいなかったので自分の名前つけて自分の武器にしたいですね。石郷キックみたいな」と話し、「一発目から刺さりましたね。グニャっていったので。そうしたら顔をしかめていたのでいったなと思いました」と振り返った。
さらに自身のSNSでは「この蹴り命名します。『弁慶』変かな。爆笑。俺、慶人だしスネだし痛いし。次3月、さらに新しい技でインパクト残して勝ちます。期待してて下さい」と投稿。
本人はスネを中足で蹴っている意識のようで、弁慶の泣き所ということで「弁慶」と名付けたようだが、スネの前面である向こう脛というよりも外側の腓骨、腓骨筋、浅腓骨神経がある部分を蹴っているように見える。
この効果を見せられたら、今後使う選手が増えてくるかもしれない。石郷は3月28日(土)東京・後楽園ホール『Krush.188』にて、トーナメント準々決勝で安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)と対戦することが決まっている。今度はさすがに警戒されるだろうが、“弁慶”(仮)を再びさく裂させることが出来るだろうか。
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石郷慶人が放った新必殺技の動画