▼GLADIATORフェザー級選手権試合 5分3R
×パン・ジェヒョク(KOREANTOPTEAM/第5代GLADIATORフェザー級王者)65.7kg
[判定0-3] ※28-29×3
〇中川皓貴(総合格闘技道場Reliable)65.7kg
※中川がフェザー級新王者に
1月にダギースレンに判定勝ちでフェザー級王座についたバン・ジェヒョクに挑戦する中川皓貴は9月にイ・フィジェにスタンドのギロチン一本勝ちで再起を果たしたばかり。念願のタイトル奪取なるか。
1R、ジェヒョクの右ローに中川はいきなり組んで右で差してクラッチ。ケージ背に左小手絞るジェヒョク。体を入れ替えようとするが、中川はなおも組んで投げに。片足立ちから戻したジェヒョクは突き放す。
スタンド。間合いを取る中川に、ジェヒョクは落ち着いて左ジャブ。中川は右ロー。ジェヒョクはじりじり圧力をかけると右から左を届かせる。ジェヒョクもワンツーから蹴り、バックフィストも。
右回りでかわす中川のバランスを崩したところに蹴りを狙うジェヒョク。中川はダブルレッグから右で差してハーフからジェヒョクの両足を束ねてマーメイドスイープで上になりゴング。
2R、左ローのジェヒョク。中川は右ハイでけん制。ジェヒョクは右後ろ廻し蹴り。中川も同じ技を見せる。ジェヒョクは徐々に圧力。中川は左ミドルから右ロー。さらに遠間からダブルレッグも受け止めたジェヒョクに下に。寝技に行かないジェヒョク。中川の下からの蹴り上げがローブローとなり中断。
詰めるジェヒョク。後ろ蹴り。中川は右カーフを2発で、ジェヒョクがバランス崩すが、その回転のままジェヒョクのバックフィストに中川がダウン! 右で脇差しに行く中川だが、剥がしてパウンドのジェヒョク。脇を潜ろうとする中川を剥がしてパウンド、上体を立てる中川は立ち上がり。見合い、ゴング。
3R、左ジャブのジェヒョク。遠間の中川は右ロー。ジェヒョクもともに慎重。中川は左に回りながら右ロー。バックフィストは空振り。ダブルレッグから潜り、両足を束ねて再びマーメイドスイープ! 下のジェヒョクは右腕にキムラ狙い。腹下に手を隠す中川。腕を離したジェヒョクの背中についてバックからマウント、肩固め!
外すジェヒョクに左のパウンド1発、さらに右腕を喉下に入れた中川! リアネイキドチョークで組んで絞めるがジェヒョクは後ろ手を掴んで耐える。組み直す中川だが、ここも後ろ手を剥がそうとするジェヒョクは半身で凌ぐとゴング。
判定3-0(29-28×3)で中川が勝利、第8代フェザー級王座についた。悲願の戴冠を果たした中川は、「ここまで長い道のりだったんですけど、チャンピオンになれてよかったです。こうして応援に来てくれたり、みんなの支えがあったからこそ、チャンピオンになれたと思います。ありがとうございました。一番はちょっと親孝行も……、柔道も結果を出せず、親には負けっぱなしの姿しか見せてないですけど、こうやってチャンピオンになれて、やっと親にベルトを見せることができるのが嬉しいです。そろそろRIZINにも、来年からいろいろあると思うんですけど、そこで出て活躍していきたいと思うので、GLADIATOR背負って頑張ります」と語った。















