キックボクシング
レポート

【RISE】中村寛が起死回生のハイキックでダウン奪い優勝、YURAがKO圧勝、王者対決は白鳥大珠から延長戦で2度のダウン奪った笠原弘希の勝利に、麻火佑太郎はソンヒョン超えならず、原口健飛が初回KO勝ち、南原健太がGLORY世界ランカーに勝利、志朗が2R29秒でKO勝ち、宇佐美秀メイソンがダウン応酬で辛勝、吉田実代がキック復帰戦で完勝、棚澤大空が数島大陸を破る!松本天志が塚本望夢を振り切る

2025/11/02 12:11

▼第7試合 SuperFight! バンタム級(-55kg)3分3R延長1R
〇志朗(BeWELLキックボクシングジム/初代RISE世界バンタム級王者)
TKO 2R 0分29秒 ※レフェリーストップ
×ペットサンコム・ソー・ソンマイ(タイ/ソー・ソンマイ/オムノーイスタジアム認定スーパーバンタム級王者)


 志朗はジュニアキックを経て2009年8月にタイでプロデビュー、翌年1月に国内でプロデビューを果たした。2016年1月にはISKAムエタイ世界バンタム級王座を獲得して2度の防衛に成功。2018年11月からはRISEに参戦し、那須川天心とは2度対戦。2023年3月にディーゼルレックをハイキックでKOし、RISE世界バンタム級王座に就いた。


「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」ではクマンドーイに敗れ準優勝。2024年3月は田丸辰の挑戦を受けて世界王座の初防衛戦に臨んだが、偶発的なバッティングで無効試合となった。9月に田丸との再戦を判定勝ちで制し、拳の手術を経て2025年3月に復帰戦でユン・ドクジェに判定勝ち。8月の2度目の防衛戦で玖村将史にリベンジ。戦績は34勝(13KO)6敗4分1無効試合(タイの試合は除く)。


 ペットサンコムは2024年10月の『ONE Friday Fights 84』に出場し、サンデー・ブーンデクシアンから勝利を収めている。


 1R、志朗は徹底的に右ローを蹴っていき、ジャブを突く。ペットサンコムは左ミドル。互いに探り合いのラウンドとなったが、志朗がパンチをまとめる場面もあった。


 2Rが始まってすぐ、志朗が右ストレートから右の連打を叩き込むと、ペットサンコムはたまらずダウン。立ち上がるもフラフラしており、レフェリーがストップした。


 志朗がマイクを握ると「KO宣言していたのでKOは当たり前だと思っていたので、来年は55kgでワールドシリーズ開催してもらって。自分は55kgでトップにいるので戦わないといけない相手もいるし、世界トップを決めて欲しいです」とアピールした。

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