キックボクシング
レポート

【RISE】中村寛が起死回生のハイキックでダウン奪い優勝、YURAがKO圧勝、王者対決は白鳥大珠から延長戦で2度のダウン奪った笠原弘希の勝利に、麻火佑太郎はソンヒョン超えならず、原口健飛が初回KO勝ち、南原健太がGLORY世界ランカーに勝利、志朗が2R29秒でKO勝ち、宇佐美秀メイソンがダウン応酬で辛勝、吉田実代がキック復帰戦で完勝、棚澤大空が数島大陸を破る!松本天志が塚本望夢を振り切る

2025/11/02 12:11

▼セミファイナル(第12試合)オープンフィンガーグローブマッチ -66kg契約 3分3R
×伊藤澄哉(戦ジム/RISEライト級2位&スーパーライト級4位)
KO 1R 1分46秒 ※左ジャブ
〇YURA(ダイアタイガージム/スーパーライト級5位)


 YURAはK-1甲子園準優勝、第4代IKCウェルター級王座、初代ジャパンカップ同級王座、突破70㎏以下級王座、RKSウェルター級王座を獲得。「一番手っ取り早く有名になるため」の手段としてBreakingDown出場を選び、2023年5月から出場。2024年12月にトーナメントを制して初代BreakingDownフェザー級王者となった。RISEには2023年12月の『RISE WEST』から出場し、2024年10月には木村”ケルベロス”颯太をOFGマッチでKO、2025年3月には山口裕人もKOしてプロ戦績は15勝(7KO)1敗。唯一の黒星は『雷神番外地』で朝久泰央に付けられたもの。


 伊藤は地下格闘技キックの大会『益荒男』や『飛車角』で活躍、17勝(15KO)無敗の戦績を引っ提げて2019年11月にRISEでプロデビュー。3戦3勝2KOの快進撃を続けていたが、2021年9月の4戦目で実方拓海に初黒星を喫した。2022年4月にはYA-MANと初のOFGマッチを行ってダウンの応酬の末にKO負けし3連敗を喫したが、2023年10月に北井智大を破ると3連勝(2KO)でライト級1位に躍り出た。しかし、2024年11月に高橋聖人にまさかの初回KO負け。再起戦となった2025年4月、石田迅を初回KO。6月のLFSトーナメント1回戦に抜擢されたが、ペトル・モラリに敗れた。10月19日に塩川琉斗に判定負けしたばかりだが、チャド・コリンズ欠場で名乗りをあげた。戦績は6勝(4KO)7敗。


 1R、ジャブを突いていくYURA。伊藤は圧をかけて前へ出ていくが、YURAはスピードのあるジャブを打って離れていく。伊藤が前に出たタイミングでYURAがジャブを2発打つと、伊藤はダウン。


 立ち上がった伊藤だがダメージは明らかで、YURAのジャブをもらうと再びダウン。YURAのKO圧勝となった。


 YURAはマイクを持つと「今回はチャド・コリンズ選手とやる気満々で鍛えてきたんですけれど、めっちゃ残念でした。次必ず勝って優勝まで上り詰めます」とトーナメント優勝を宣言した。

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