シュートボクシング
レポート

【シュートボクシング】海人がディフェンシブなペットマイにKOは逃すも再起の勝利、都木航佑がサイヤンにKO勝ち、川上叶が牧野騎士にKO勝ちでS-cup参戦アピール、古村光がサタントンの妙技に判定負け、手塚翔太が豪快KOで王座戦をアピール、笠原直希がタフな中田史斗に大差で勝利、片山魁が戦慄の時間差TKO勝ち!

2025/10/11 17:10

▼第8試合 57.5kg契約 エキスパートクラスルール 3分3R延長無制限R
〇川上 叶(龍生塾/SB日本フェザー級1位)
KO 2R 0分53秒 ※首相撲からのヒザ蹴り
×牧野騎士(FASCINATE FIGHT TEAM/第5代DEEP☆KICK -57.5kg王者)


 川上は元SB日本フェザー級王者として、長らくトップ戦線で活躍し、今年2月には山田虎矢太から2度のダウンを奪って判定勝利。4月には山田彪太朗と一進一退の攻防の末に敗れるなど、S-cupの中心と目される山田ツインズと鎬を削ってきた。


 対する牧野は原口健飛率いるFASCINATE FIGHT TEAMに所属するDEEP☆KICK-57.5kg王者&RISEフェザー級の剛腕ファイター。SB初参戦となった6月大会ではS-cup出場を目指す植山征紀を延長Rでマットに沈め、フェザー級戦線に風穴を開けた。


 1R、サウスポーの川上はジャブと左インロー、相手の左側へ動いて左ストレート、右フックを打つ。牧野は右インローと右インカーフを蹴り分ける。川上はジャブを当て、見えにくい角度からの右フックを打つ。川上の左インローがローブローになって中断。再開後、すぐにラウンド終了に。


 2R、首相撲に捕まえた川上はヒザ蹴り連打から崩してコカす。川上は再び首相撲からのヒザを見舞うと、ボディへの左ヒザで腹をかばった牧野のアゴへ左ヒザを突き上げた。ダウンした牧野は立ち上がろうとするも身体が言うことをきかず、川上の見事なKO勝ちとなった。


 川上はマイクを持つと「僕、シュートボクシングよく出てるけど名前知られてないので僕のこと覚えてください。そしてS-cup、昔から憧れていた舞台に出たいんですけれど、僕でいいですか? 僕を出して欲しいです、マジで。僕、出るんで絶対。皆さん応援よろしくお願いします」とアピールした。

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